言語としては普通のラテン系言語に準じるので比較的見やすいと思う。
単語が判るのなら、ここだけ見て行っても概要を掴めるのではないかと考えるが、どうだろうか。
もっとも、その単語も見た様なモノばかりである。
ハイフンは名詞(相当)同士の修飾関係である。修飾語は被修飾語の後に立つ。
例文1
Puo tolure felion malo con pisso tolito,
為に 捕る ネコを−悪い と一緒の−魚−盗られた、
pode ne-uaso, ecuus "Sazae" lugala.
足で−無−衣、駆けつつある ○○○−明るい性質(女)
例文共通問題だが、印欧語待遇なので無理が出て来る。
一行目など、まるっきり逆さに読めば良いぐらいである。
tol-ure (不定詞)とか、
ecu-us 「馬→駆ける」とか、
lug-al-a 「光の性質(女性形)」とか、馴染まないと判らない表現も多い。というか、よく言えたな。
なお、主語は最後の
"Sazae" である。エセ古典語では、動詞が
ecuu になる。
例文2
Di cogis uerite, a gitas en uio malo
汝 考えた 真に、而して 行かん で 道−悪しき
to, coro uerito cuon omo abus.
それ、心−真の (関・対) 男 持つ
例文共通問題だが、印欧語待遇なので無理が出まくっている。
「汝真に考えたゆえ、悪しき道で行かん、それ、男の持つ真の心。」
この「汝」は一般称である。「そうする者は誰でも〜」という意味。
対格の関係代名詞は略せるが、こう込み入っては引っ込みが付かない。
エセ古典語で三人称の動詞は
abu となる。
例文3
Aroi etito toto asas bonito debe,
品(複)作られた−全て あるべし 好かれて 必ず、
a magotudo capo to asas edito debe i omoi subissimo
而して 力度合 頭−その あるべし 覚えられて 必ず から 人々−最下の
en omoi cuo uidus toin.
中の 人々 (関) 見る それらを。
「いかなる作品も大衆に好まれるべきであり、その知的水準は作品の対象相手となる大衆の内の最下層の人々が理解できる様に調整される必要がある。」
思いの外に訳しやすかったのは、原文が欧米語だからかも知れない。
ただ、「
magotudo capo 頭力度合=知的水準」などは、言ってて恥かしい。
幸い三人称複数形ばかりなのでエセ古典語との相違は少ない。
a magotudo capo to asa edito ぐらいか。
例文4
A, deo datis ome doumion mauno,
而、神 与えた 人へ 休眠を−大きい、
a tolis osson sino omo, en omo doumiido,
而、取った 骨を−胸−人、内に 人 眠っている、
a disis foumon caro omo, noue.
而、消した 穴を−肉−人、次に。
A deo etis feman i osso sino omo, a gitis tan loce omo.
而、神 作った 女 から 骨−胸−人、而、運んだ それ(女)を 所へ 人。
A omo logis "To, osso, osso mi, caro, caro mi.
而、人 言った 『これ、骨、 骨−私、 肉、 肉−私。
Nuo logas tan 'Fema', i, ta asis tolito i omo."
皆 呼ばん それ(女)を 〔女〕、ゆえ、それ(女) 取られた から 男。』
副文は名詞相当の単語を並べてごまかすのが賢い。
「人が眠っている(現分)内に」とか「それは男から取られた(過分)モノゆえ」など。
noue は語感から「新しく」と読みたいが、「次に」という意味も含む。
「これは私の骨の骨」の部分は、日本語でも変なので気にしない様に。
「〜と呼ばれよう」を「皆が呼ぼう」と直説法で言うのは、言語のクセである。
「男」と「女」の話なので、
fema や
ta という形(女性形)が跋扈している。
なお、この話のオチはシュメール語段階の「ダジャレ」が元なので辻褄が合わない訳。
「神」「男」は三人称なので、エセ古典語では
dati, toli, disi, eti, giti ... の様になる。「皆」(一人称複数)の動詞は
logamo 。「皆」も略せる。
例文5
Cuon di uidus don? To, aro telo uidure?
何を 汝 探している? それ、モノ 遠い−見る事?
En ueso, en itulo, di uidis, a to ne etis.
の中で 器、の中で 机、汝 見た、 而 それ 否−出た。
A di uidas don ton nune? En uio ado, ludimo con mi?
而 汝 探さむ それを 未だ? で 道−別、遊ぼう 共に 私?
En doumion, en doumion, di gitas, ito to, di ne cogas?
の中へ 夢、の中へ 夢、汝 行かん、様に その、汝 否 考えん?
歌謡曲の歌詞。語順がバラつく。
uidus don∼ は「探す」なので一語として訳している。
telo uidure は「見る事に遠い=見にくい」→「見付けにくい」と読みたい。
見回しても出なかったが、「未だ汝それを探さんや?」済んでないので未来形。
なぜか「そんな事は置いといて、私と遊びましょう」←頭オカシイ。
めでたく「夢
doumio 」という単語が増やされたのでリニューアル。
en は、付く単語が「主格」か「対格」かで動きが変わるので注意。
例文6
"Sziori" asis gitido en denoi duo, en loco cuo ta ne conus. Nemo asis en loco to. Ne, asidoi asis, a toi ne omoi.
"Di! loce mi giti-ppa, a cicimon edi-ppa!" asido malo uno asis gitido en mete "Sziori". Ta iudis asidon malo to con aroi.
Ta ne abis uidito cuo edure en denoi duo. "Guation, i cuo ne guatias en loco mi?" Femeta una logis te cuo-ton.
Femeta una, Ninfa. "Sziori" asis datito panalon i Ninfa to. Ta edis toin, a ta re-abis magon suo.
as動詞 ....-ido 進行(状況)形、
asidoi 存在、モノ(複数)、
Nemo asis 誰(何)も(い)ない、
toi ne omoi それらは人ではない、
loce mi giti-ppa ワシの所へ来んかッパ、
ab動詞 ....-to 完了形
cuo edure 食物、
i cuo ne guatias en loco mi? なぜ私の所で休まない、
cuo-ton 何かを、
as動詞 ....-ito 受動態、
panalon 幾らかの食物を、
re-abis 取戻した
(追加)形容詞語尾
-al は、「幾らか(部部用法)」に使える様になった。
cuo-to は一語扱いなので、合成要素だが
-to の方が変化する。
※以後、中途半端な子音並び( sz 「シャ行」等)が開発された模様※
マンガ読解
マンガ表現…
uento noudo a deno いわゆる「北風と太陽」。
nud-ure
「裸」の動詞語「剥ぐ」の不定形。
・
uas-ido-n
「身に付ける」の現在分詞名詞用法「衣服」、
更にその対格形「〜を」。
・
NVDI CITE!!
「剥ぐ」の自動詞読みの命令形
「脱げ、さっさと!」本当は再帰代名詞を挿入して
nudi suon cite!! と言うのが望ましい。
・
di dis-as min!?
未来形は推量をも表し得る。
・
to ne asus ioce!
「もう冗談ではない!=シャレにならん!」
英語で言う
Be動詞+補語格で状態を表す。
・
FVIGE!
「寒い!」副詞形一語で状態・感情を表す。
・
a, deno etis ale.
「そして、太陽も出て来た。」
・
di, nemo.
「オマエゎ無意味。」
その他ラクガキとして
en uerito ego e belissimeta!
「やはり私が最もキレイ!」とか仰られてある。
ego は雅な一人称、
e は本質を言う不変化の強調コプラ助辞(英語で言う
Be動詞)。
言語ページトップの看板。ラングォ・コモーノが見て取れる。
Di logus cuon-ppa?
汝 言う 何を−カッパ?「何言うとるんかッパ?」
末尾の
-ppa は、無意味なカッパ固有の間投詞。カッパ以外の種族(人間含む)は用いない。
エセ古典語では:
Logus cuon-ppa? 辺りで結構。
例文7
>dzu,dzu,dzu-- dzu,dzu,dzu-- dzu,dzu,dzudzu-- dzu,dzu,dzudzuu--<
en uario puro, dentoi cuatuo, con facio risido femeta "Czie-czan".
>dzu,dzu,dzu-- dzu,dzu,dzu-- dzu,dzu,dzudzu-- dzu,dzu,dzudzuu--<
en uario puro, iteloi duo, puraloi duo con femeta "Czie-czan".
>dada--dada--dadadadada--<
"Geta" mauno gitus loce nuo, sono "Geta" bono asus audito,
en tempo uno, sono to, malo ..... en deno nouo,
>dadadadada--<
sono "Geta" foutiuo asas audito.
ジュッジュッジュー(略
エン ウヮリォ プーロ、デントィ クヮートゥォ、コン ファキォ リスィード フェメータ「チエチャン」
ジュッジュッジュー(略
エン ウヮリォ プーロ、イテーロィ ドゥーォ、プラーロィ ドゥーオ コン フェメータ「チエチャン」
ダダ、ダダ、ダダダダダー
「ゲータ」マゥノ ギートゥス ローケ ヌォ、ソーノ「ゲータ」ボーノ アースス アゥディート、
エン テムポ ウーノ、ソーノ ト、マーロ・・・ エン デーノ ヌーウォ、
ダダダダダー
ソーノ「ゲータ」フォゥティーウォ アーサス アゥディート。
「ジャ行」子音は無いので
z 音で代用。音色もまんま。
日本語の「〜ちゃん」のニュアンス語が無いので、まま音訳。
femeta 追加。
※以後、中途半端な子音並び( dz, cz 「ジャ、チャ行」等)が開発された模様※
pur-al-oi duo は「赤いの(火みたいなの)二つ」色の個別語彙は無い。
「
con 〜と共に」で所持所有を示すが、無くても意味は通るかも。
「下駄」はさすがに無いので、まま音訳。(「
saboto 木靴」とか、どうか?)
※「靴」が無いのは、単に「
seruo podo 足の装甲」と考えられているから※
ラス行は「希望推量」なので、未来形「より強いゲタの音が聞かれるであろう」。
なんか、音数も合ってる風。なおオープニング翻訳は絶対不可能。
例文 EXTRA ・他者による当方より上手な例文
Patero nio cuo asus en celeito,
nuo uolus, to nomo dio asus logito sacure aute;
reuno dio etas;
di facus en geo, iton cuo di facus en celeito.
Dati nue panon cuo nuo uolus puo uiuoi nio.
Ne tombi nuon en tenton;
a secui nuon i maloi.
Reuno to a mago to a lugo mauno to, dio, tempe toto.
Amen.
いわゆる「天にまします我等が父よ〜」である。一応自前でも書いた事もあったのだが、こちらを採用させて頂いた。
マトモ過ぎて普通外国語の様に読んでしまった(何故か単語帳見たり…)。
一時期「2ちゃん」だかにスレ立ってた事もある(即落ち無残)程なので、やはりとっつき易さは高いのだろうと推測出来る。
・
di facas en geo, iton cuo di facus en celeito.
辺りは未来(実は推量・願望)形の方が…以外は完璧だと。
ちなみに当方の訳では
・
dati nue deno-to panon nio denalo. 「今日の糧を毎日下さい」
・
iuui nuon i inure en tenton, a liberi nuon i malo.
「誘惑から救い、悪から解放せられかし」
「
deno-to 今日」「
den-al-o 毎日」(英語ではこう言ってる模様)
「
in-ure 入る」「
liber-i 自由にせよ」
の様に、身近な単語組合せの苦しい合成語使い回しである。