これは大昔に企画されつつも、発表される事の無かった作品です。一部は過去の本誌(28号)にて公表したのですが、取り留めの無い文章でサラッと終ってそれっきりだったのでもう一回 43号で公開したのを更に再録。
を、更に 63 号で公開後 64 号からここに封じ込め。
古来から博士の娘たる者はいろいろとイヂクリ回される運命にあります。最近はあまり見かけません。なお、「
むすめ female 」でなければなりません。脱がせてもメリットが無いからです。男脱がしてウレシイかよ、お゛ー!
この手の話は逆にザラにあった様に感じますが、具体例が…まあテーマ的にそうでなくてもマジンガーのさやかなんかも十分に弄られキャラですし、そのパターンなら早乙女ミチルとかたくさんいますね。
他者の話はイイ、私の話でした。ワタクシも時流に乗って、というより環境がそうだから自然にそういう話を考えたのです。ああ、くるくるクリンもそうかも、と今思い出した。他者の話はイイ。
まあ、変わった女の子がいて、動きが変なんだからと調べてみたら機械だった!見たなぁ…とかいうタイプで、王道を行ってます。
ただしそれではヒネリが無いので、実はその事は周知の事実としました。知らなかったのは、そのメイン傍観者(そういうキャラいるでしょ)だけだったとか。それが第一話で判明して引く訳ですよ。首が取れたりとか。
機械の女の子といっても、外見は普通です。パワーも通常運転では標準同年代女子と比べても1.2倍程度の力しか出せない様にしてあります。同級生や近辺の人間に対する安全の為です。機械なので、そういう保安体制を取っておかないと学校等、公共施設に入れたもんじゃありませんからね。妙に具体的。
リミットちゃんだって、電子計算機から出た電磁波で狂い掛けた前歴があるぐらいだから。だから他者の話は…
えー、その機械の女の子はどうやって動かされているかというと、実は頭部の中に操縦席があって、「博士」の実験の失敗のせいで身体を縮められたその女の子本人が搭乗してるのです。
身長は12cm程度、だいたい十二分の一サイズ。ほぼ裸で乗っています。人形の服を着せる?十二分の一の人間から見るとその生地は十二倍の厚さになっている事になるので、多分感覚としてGジャン数枚重ね着してる様なモノでしょうから暑苦しいんじゃね?
でも生物が相似形で小型化すると体積と表面積の関係で熱が奪われ易くなるとか聞いたから、何か着せた方が良さそうですか、うむ残念。
まあ、この女の子アンドロイドが基軸になるドタバタになるハズだったんでしょうが、載せるハズの
RED(IMPACT) が廃刊になったんだからしょうがない。
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その顛末
「で、そのアンドロイドが当然ヒトより力持ちだからヘンな事になったりとか、操縦者がいない内にワヤな事になったりとか、いろいろ話をこねくり回せそうだ」
「操縦者たる娘は小さくなっているから、例えばネコにさらわれたりとか、非常識な災難を被る事も少なくない訳で。その間アンドロイドは抜け殻」
「ある日ある時、ある時ある日、サッサカサッサカお掃除してた、スッテンコロリン、ウッカリ転んだら、チビッコ光線浴びちゃって、みるみる小っちゃくなっちゃった、小さいって事は、便利だね、あ便利だね」…は28号での戯れ言。
トム&ジャックでも、等身大ババァの人形を内部から操作するエピソードがあった。何でババァだよ。
他にも某国の軍産複合体辺り(もしくは軍事諜報系組織)の黒服エージェントが技術を盗みださんと狙って来たりとか、その為に意外とウラではその保守と安全保障に公安関係に手が回ってたりして。ネコとスパイが同格か。
操作大系ですが、実際に作るとすれば身体の動きをトレースする様な、言わばジャンボーグA方式が有力かと思われますが、たかだかマンガかその亜種にすぎないモノにしかなり得ないのでハンドルにアクセルブレーキでも良いのです。
それともエヴァかライディーンの様な半身トレース+意識補正方式なんかがイイのかな。お、考えんでいいと言いながら悩んでしまった。
逆に具体的に考えるなら、基本操作はレバー式で、基本的な動作は(人間が小脳に記憶している様に)機械の方が記憶しているというガンダム式が最有力でしょう。
あと補足的にあの照準器の様な箱メガネを使って操縦者の目、照準器、モニタ画面の三点を結んだ直線上にカーソルを表示し、射的なり殴打なりの帰結点をその点にする様に自動的に制御すれば、かなり素早く操作出来るんじゃないかと思います。
思いっきり悩んでるヒトがいます。
少女アンドロイドネタは、アンドロイドって「
Androïde 自動人形」だそうだから人型のをそう言うんかね?ま、そういうネタはありふれている様で。
古代ギリシャ時代から使役機械人形は少女と決まっています(誰の話やったっけ)。やはりせっかく作るんだからねー。
機械人形は自励制御でありたいモノです。このアンドロイドなんかは人型部分は単なるモバイルインターフェースであり、本体は別の所にある大型コンピュータですので、そんな事も可能です。
大容量のデータを常に送受信する為にアンテナの大型化が必要で、ウサギ耳に儀装しています。
身体の動き自体は、生体脳…を金属置換したパーツを大型コンピュータ内部に置いて、その運動野・小脳部分で制御します。動きが何となく生前の本人に似てしまいますが、問題はありません。