Puo legoroi puemalo : Femeta "Shiori" abus magon giture terre omo a terre deuelo ente, en tempo doumiido.
お初の方へ:少女「シオリ」は眠ってる間に人間界と魔界を行き来する力を持っています。
-ここは魔界・バンパイア宅-
バンパイア(以下「バ」)
「魔界の空気が乱れている…好からぬ事が起こる前兆か…」
カッパ(以下「カ」)「冬は季節風がきつカッパ。」
−一方その頃・人間界−
寒空の夕刻、家路に急ぐ影二名。
シオリ(左・以下「シ」)「で…、何でオマエと帰らにゃイカンのか。」
リョーコ(右・以下「リ」)「ウチらマジ友じゃ〜ん?? 何でそんな事言うし〜?
…てね、これからの活動方針に関しての論議を尽くす必要性を鑑みてだ…、
道々二人で忌憚(きたん)無き討論を… あ? あれは…何?」
突如二人の眼前に轟々と吹きすさぶ冷気の旋風一閃!
と、シオリ何やらメンドくさそうな面持ちになり…
シ「もぅ、判ってンだから!ど〜せアンタたちでしょッ!」
雪女(以下「雪」)
「なぁ〜によォ、せっかくワッザワザ会いに来てやったとゆ〜のにィ〜、
なんてご挨拶な態度だろうねマッタク」
ニセ雪女(奴隷)(以下「奴」)
「冬がやってまいりました。冬と言えば雪。
そう、雪女の季節です。」
リ「こ、これは」どーゆー事?」
シ「フッ…冬の風物詩、かな。
…で?今日は何のご用件でせう?」
雪「他に用事があるかっ!
ほら、ちょうど折りも良く四人だ!出でよ雀魔空間ッ! ESITUI TERRO DEVELO !!」
奴「雀魔空間は人間界に平行して存在する異次元亜空間の事である。
雀魔空間では、魔物の雀力は4倍になるのだ(棒」
シ「も〜オマイラ日本語バリバリやん。」
雪「風雲記で『日本語で話してくれると判り良いんだけどな』言ってたし。」
…という事で、卓につきサイを振り(ここら辺大雑把)親は雪女さんで開局。
え?このヒトたち麻雀やるんだよ。(開き直り
なお、編集上の都合で東風戦となりました。
↓親
「(チッ、西家から(←ラス北)のが良かったが…)」
「ふ〜む、雪ん子の親始め…」
−東1局・ドラ「四」−
シオリ手牌:一三八九CE35788北白 ツモ:「F」
「ああ、そうだ…」 打:「北」
場に動き無し。
いくら「北」好きの雪女さんでも、オタ風でドラでもない「北」を鳴いたりはしない。
しかし、そうこうしていると…
雪「フッ、ツモッ! ツモピンドラ1、1300オールだ!」
三四五FGH23467北北 ツモ:「8」
シ「な…、いつからそんな堅実な麻雀やる様になったッ!」
雪「ピンフは〜麻雀の〜基本です。
親はアガリ優先で打つべきでぇ〜す♥」 ヒャッヒャッヒャ
「(ふ〜ん、でも…ちゃんと北が入ってやがる…)」
−東1局一本場・ドラ「2」−
雪 28900
リ 23700
シ 23700
奴 23700
打牌:「發」
「ここは攻勢に出て…ポン!」 發發發
「あ゙〜?一鳴きかァ?親蹴りのつもりかァ?」
程なく…
シ「よし、ツモ! BBB23467西西 發發發 ツモ「8」
發ドラ1、500-1000と…300!」
場棒の計算がメンドイです。
−東2局・ドラ「六」−
リ 23100
シ 26000
奴 23100
雪 27800
「さて取り返さなければ…」(ゴスッ ゴスッ チョチョン)←配牌音
二四五八八EH3779東北中
リ「ん〜、上の三色が見えるが…親としてはテンパイ優先が心得w
一応未練は残してタンヤオも考慮しつつ…」 打:「北」
「ポン!」 北北北
「うわっ、北家の『北』一鳴きキターーー!!!…リョーコ、迂闊だわッ!」
リ「ぃゃそこまでするとゎ考えてなくて〜」
二四五八八EH3779東中 ツモ「六」 打:「二」
打牌:「一」
雪「チー!」 一二三
打:「D」
リ「(ゔ、このパターンは…ホンイツ絡みの)」
シ「(うむむ…ドラは「六」…もうマンヅは捨てられないか…)」
しかし・・・・
シ打牌:「G」
雪「ロン! FH77東東東 北北北 一二三 ロン「G」
東と北、2600。ふふふ。」
シ「な、なんぢゃそりゃ!マンヅ…じゃない…騙しやがったなぁ!
そんなの雪ん子の打ち筋じゃなぁいいッ!」
雪「ォィォィ、そりゃさすがに…アンタが勝手に思い込んでたダケでしょ?
(この話、あんまり先に点取り過ぎると必ずしっぺ返しされるからなッ)」
−東3局・ドラ「2」−
シ 23400
奴 23100
雪 30400
リ 23100
シ「親は回って来たが…
今は負け雰囲気だから慎重にかつ大胆に攻めねば…」
一二七DG179東西北白白中
シ「さて、親の打ち筋としては…」 打:「D」
リ「???(シオリちゃんソレ露骨杉…つか親だろってェ〜の)」
以後のシオリ捨て牌:西北東中1…
雪「(ふっ…見え見えの迷彩(ゴマカシ)変則手で来るか)」
…ところが、こういう時にちゃんと手伝ってくれる方がいるというモノ。
打牌:「九」
「ロン! チャンタ三色、親満!12000点ッ!」
一二三七八FGH789白白 ロン「九」
−東3局一本場・ドラ「三」−
シ 35400
奴 11100
雪 30400
リ 23100
「(このバカタレが…)
よくも私の奴隷を酷い目に(なぜか棒読み目が笑ってる)」
静かに、しかし妙に張り切る雪女。快調に捨て牌を並べて行く…
9西G六4北一1F…
「う〜む…あの捨て牌から想像すると、ドラが「三」だから、まァ常識的に間四軒と見れば「二−五」待ちとかになりそうなんだけど…
「六」よりも出が早い「G」…後に「F」も出てる事だし、これは安全ゾーンだな。
打:「H」
雪「おっと、それだアンテナ。 6400の6700点!」
三三四四EEH11東東白白 ロン「H」
リ「ちちち、チートイ…「東」も「白」も場にあるのに鳴かなかった…
アタシを狙ってた?」
シ「アンタはデジ系って知られてるからね…ふぅん、お返しってワケか。
…おっと、さり気なく親ァ蹴られてたヮィ忘れてた。」
−東4局・ドラ「一」−
奴 11100
雪 37100
リ 16400
シ 35400
シ「気を付けろ…ラスだ。
やや向こうが優勢だとは言え、差は2000近くでしかない。
それだけに大技で来ないかもだが、さっきみたいに裏かいてドンと来るかも知れない。
そろそろ合わせ技を考えておかなければ…」
リ「親は奴隷さんだから、シオリちゃんが30符2翻以上で上がれば良いね。
ま、雪女からの直撃は…無いか。」
とゆー事で打牌は進む。
雪女、ワザとニヤリと見せつける様に笑う…
シ「う、な…何だ挑発のつもりかチキショウ…結構いい待ちが入りやがったな…」
リョーコ 打:「C」
シ「チー!」 ABC
雪「(ふふふ、焦り始めたか)」
そうして数巡後・・・・・・
リョーコ 打:「三」
「ロォ〜ン!安目ッ!」
一二三四五六七八九九北北北 ロン「三」
雪「ホンイツ・ドラ1の、満貫!8000点!」
シ「…あの〜、私もアガッてんですけど〜、頭ハネ♪ww」
二四FF234567 ABC ロン「三」
リ「あら珍しい〜ww」
シ「タンヤオ・鳴き三色…カンチャンで2符付いて…
子の30符2翻だから…2000点…うわこりゃショボイ。」
奴 11100
雪 37100
リ 14400
シ 37400
シ「あ、でもアタシが一位ぢゃん、あ〜らタナボタ♪ごめ〜んねッ♪
(雪ん子って、だいたいあーゆー待ちすンのよね)」
雪「ムキャァア〜〜!!
だっだだだだ、ダメッ!!!!
さ、さぁ〜南場イってみよ〜♪」
シ「ぃゃだから東風戦だと。」
雪「えぇい、オノレ、せめて北家で私の「白」が揃って、ついでに北場とか(※魔力が増大する)
…誰だガメたヤツわぁ!?」
奴「ええと…」
東東東南白白白發發發中中中
(一同、絶句…)
「この空気読まなさ、天下一品ね。(使えないかしら兵力として…)」
「てか、ほとんどブラックホール?」
「あ〜ん、みんなイヂメるぅ〜(泣)」
「再戦!
再戦!
再ッ戦ッ!
一生、こーゆーキャラ、
かぁ〜〜〜!!!?」
リ「ぃゃそれアタシの決めゼリフだから。」
−完・また来年?−