刻一刻と近づく終わり 死を考える
時に 自らの先達を思う 私はこの命が途切れる前に 彼方のようにあれるかどうかと 私はまだちっとも 彼方の域に達するものを持たない
今生の 目的は何か? 問う
わからなければまず 先人を踏襲するしかないのではないか それでもオリジナリティを追求したい 我が出る
我は ある意味個性だ だが何も生み出せない我なら ないほうがマシだ
終わりは決して遠ざかることはない 病苦の差こそあれ 平等に訪れる
2003.4.