とりあえず「大さじ2杯」

さてさて、この大さじ2杯ってなんでしょう?

今から作るお菓子のコーンスターチの分量?
違う違う(^−^;)

これはですね、
私達が一日に体内に取り込んでしまう毒素(科学物質)の量です。
男性の場合はもう少し少なくなるでしょうし、女性で厚化粧が癖になっている人の場合、もっとその量は増えます。
一日に何かサプリメントなどの錠剤を飲んでいる人はわかりやすいと思いますが、たとえばビタミンCの錠剤だって大さじ2杯分も飲めば一日分の摂取量以上になりますよね。
それを超えるほどの毒素を私達は毎日食べたり塗ったりして身体中に取り込んでいるんです。
これでは浄化する器官がやられてしまうわけですよね?

日本人は必要以上に「清潔」を重視する国だといわれています。
だもんでちょっと外国に出かけると現地の人がかからないようないらない病原菌をもらって帰ってきてしまう、もしくは現地で入院生活を余儀なくされる人まで出てきてしまう始末。
それだけ今の日本人は生活環境的に弱ってきているんです。

「キレイキレイ」

はい、清潔感は大切です。
ですが、あまりにそれを重視しすぎたおかげで免疫力は低下し、様々な弊害が生まれています。
汚れを落とすものとしてのせっけん、更に汚れ落ちのよいものをと開発を続けていくことで、かつそれを使用することで公害は生まれます。
一時期話題になった「皮膚ダニ」、これは悪いやつだと決め付けられていましたね。
しかし、これは昔からヒトの肌に共生していたもので、いきなりダニが大発生したというわけではないのですよ(イソギンチャクとクマノミみたいなもの)。
皮膚の洗いすぎでダニが殺されすぎたことによって、より強くなろうとダニが反乱を起こし、皮膚を赤くしたりザラザラにしたりして棲みやすい土壌に作り変えていただけのことなのです。
 

ところで化学物質の分子の大きさって知ってます?

この単位をモルキュールというのですが、そのサイズによって肌のどこまで届くかが変わってきます。

800モルキュールは肌表面に留まる。
400モルキュールは肌の内側の真皮に届く。
70〜80モルキュールは血液中に届く。

つまり小さければ小さいほど身体に作用しやすいのです。
ちなみに化学物質は約45モルキュール。
それゆえ皮膚内に届くスピードもかなり速いです(約7秒)。
これが身体中を一周するのにかかるのは平均で20秒。
だもので、危険な物質を使いすぎると身体の許容量は簡単にオーバーしてしまうのです。
(これは身長150〜160cmの人のデータで、身体が大きい人、新陳代謝が悪い人はもう少し時間がかかります)
結果、免疫力の低下でアトピー、かぶれ、しみ、感染症などが増えているのです。
化粧品に限ったことではありません。シャンプーやリンス、洗剤や石鹸など普通の顔してスーパーに並んでいる商品には保存料という毒が入っています。いつ消費者が手に取ってくれるかわからないものですから、メーカー側としてはコストを抑えて大量生産をする以上、品質保持のためにも入れざるをえないのが実情です。
ですからできるだけ怪しげな物質が少ない(品質表示を見てね)もの、手作りのナチュラル製品(ちょっと高いけど)などを選んで賢く生活したいですね。

細かい話をすると、男性の場合、泡立ちは悪いものの植物性100%の粉石けんを使うと頭の皮膚によいとか(はげにくい)。トニックシャンプーはすっきりして気持ちがよいけど、ちょっと刺激が強すぎるのです。
あと、女性の化粧品、これは研究者が作り上げた時点では本当に効能が高いものが多いはずです。しかし保存料、これが一緒に肌に取り込まれることが、その効能を阻害したり、新たなる弊害を生むのですね(基礎化粧品だけでも皮膚科のものなどに変えると、かなり安心できます。というか、私の場合は皮膚科の化粧水に変えたら肌荒れが一ヶ月で治り、ドクターにびっくりされたくらいなので)。

普段何を使っているか、
その結果は十年後に同窓会でもあれば一目瞭然です。
清潔好きはよいことではありますが、マスコミの宣伝に過剰反応して自分のナチュラルな免疫をむざむざ殺してしまわないよう気をつけたいですね(^−^)

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