とりあえず「ライバル」

第二回でご紹介した「よいしょ」
自分を誉めてあげましょう☆
そして、
「プラス」の言葉を使って話す。
ちゃんと、あなたの中で活かされているでしょうか?

じゃあ、そろそろ自信も付いてきただろうということで、
今回は「ライバル」。
この間、「人と比べるなと言ったじゃないか!」というご意見もあるかと思いますが、それは「主観的に感情のみで比較処理をするな」という意味でのこと。自分を評価してあげるのに、他を気にする必要はないからです。今回は、更に自分を上のレベルに持ち上げていくために必要な刺激、目標としてのライバルです。

数年前のちゅりの場合、ライバルとして設定していたのはラルク・アン・シエルのhyde君でした(ファンの方、あまり怒らずに読み流してくださいね)。
ファンクラブに入るほどの熱の入れようだったのですが、私が好きだったのはギターのkenさんが作るちょっと切ない曲調。だもので、あの曲を歌うことを任されていたhyde君がかなり羨ましく「私の方がうまく歌える」などと妙にライバル心を持っていたのです。
彼がある番組の中で「富士山に登ってきた」と言えば、
「あんな背格好も変わらない奴に負けてられるか」と、自分も登りに行ったし、
一度ですがカラオケボックスにカセットデッキを持ち込んで、気に入ったラルクの曲を全部歌っては録音し、自分の声のテープを作ったり(しかもそれを自分の部屋でのヘビーローテーションにしていた…)。
普通だったらしないですよね、こんなこと(富士登山とか…)。
でも「負けたくない」とか、そういう起爆剤になる気持ちが強いとできちゃうんです
(もしくは自然にトライしてしまう方向に向かう)。
それだけ強いライバルがいると自分のエネルギーも強くなるのです。

《ライバルとなる相手》
なぜ相手はここまですごくなったのか、考えてみませんか?
それは、運だからなんて、簡単に諦めないで☆
「相手」のことを身をもって知るために、とことん相手の真似をすることだってアリなんです。何であれ、ライバルが経験した(orしている)ことであなたがまだ経験していないことがあれば挑戦して損はありません。それは単なる「真似・没個性」にはなりません(そんなこと一々気にしてたら、人間なんて生きているだけで過去の模倣でしかないのですから)。たとえ同じコトをしたとしてもあなたがライバルと全く同じコトだけを感じ取るということはありえないからです。あくまでも目的は相手になってしまうことではなく、自分が望む分野で相手を超えること、もしくは近づくことです。
いろいろやって、いっぱい吸収させてもらいましょう。

さて、あなたは誰かを「ライバル」に設定しました。しかしその時、相手にわざわざ「ライバル宣言」をする必要はありません。特に知り合いが相手だと妙にギクシャクしてしまうこともあるでしょう?あなたが勝手にライバルだと決めちゃえばそれでいいのです
(ある意味ライバルへの『桃色片想い』?〈あやや好き…〉)。
ここでライバルとして設定する人は、明らかにその時点で自分が望む分野において上にいるな、と思われる人であることが望ましいです。そして性格的にも似ている感じがする人だとあまり無理がありません。「すごいな」と思っても普段なら自分から線を引いちゃうような人を目指す必要はないのです。言わば、今までクラシックしか聞いていなかった人がいきなりパンクを聞く必要はない、ということですね。

これは恋にも似ているのですが、ライバルとはいえ思い入れが強くもてる何かがあると、人は絶対強くなります。もっとかっこよく、もっと素敵に、周りの誰にも負けないくらいすごい自分になりたい。できることなら、最高のコンディションの自分を認めてほしい。
それで色々試行錯誤して、今まで目が行っていなかった何か、例えば鍛えるためにボクシングでもしてみようとか、よりよいハウスキープの方法を見つけて相手を喜ばせてあげたいとか、様々に視野が広がり自然とランクアップしていくわけです。

どうですか?誰か思い当たりました?
自分のエネルギーを限りなく高めて、今度はみんなの憧れのスーパーマン(レディ)になっちゃいましょう☆

ちゅりの今のライバルが誰かって?
それは教えられません(^−^)
後日知ったのですが、ちゅりとhyde君は誕生日が一日違いなんですよね。
誕生日が近くて「すごい人」を見つけると、案外やりやすいかもしれません。

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