暑い夏を、ちょっと涼しくしてくれる果物はたくさんありますが(特にトマトは身体の火照りを取る効果があるのでオススメ)、今日のテーマは桃(大好き☆)、もとい「モモ」です。
「モモ」といえば、ミヒャエル・エンデ作の大人も読める童話ですね。
円形劇場に暮らす少女「モモ」が主人公なのですが、登場人物の中で今回着目するのは
「時間泥棒」。ストーリーの中でもかなり困ったものとして扱われています。
さて、あなたにお伺いしたいのですが、
あなたは誰かと待ち合わせの時、どうしていますか?
ちゃんと、決めた時間には相手を待たせないようにその場に着いていますか?
五分前、が理想ですが、少なくとも時間ジャストにはその場にいたいですよね?
「ごめ〜ん」と遅れていくのが常な人、あなたは既に「時間泥棒」です。
もし、あなたが遅れていくとしたら、相手はあなたを待つ間の時間を確実にあなたにロスされてしまうことになるのです。つまり、あなたのせいで自分の持ち分である時間を損してしまう。
あなたはわざわざ時間を取って待ち合わせをするような大切な人に損をさせたいですか?
会いたくない相手と会う約束なんてする必要ないんです。例えば、突然のデートに誘われて、気が進まないけど会う約束をしてしまった。行きたくないな〜、なんて経験ありませんか?
そもそも会う気がないのなら、約束なんてするの失礼ですよ。
それでは自分の時間も盗まれてしまうし、相手の時間も妙な期待付きで損なわせてしまうことになります。あくまでも会う約束は自分がプラスになると思う相手と(極論、何かを買ってもらえる☆でもいいですけど…)してくださいね。
あなたとこれから会う人が、会うことを空想するだけで既にプラスの感情をもたらす相手なら、勿体無くて絶対待たせたりなんてできませんよね。そう思えば、時間前五分の集合は無理なく行えちゃいませんか?
それに、早く行くことは心の余裕を生むし、おまけに手鏡で身だしなみの最終チェックも行えますよね。遅れてくる人はその前にどんなに鏡チェックをしてこようとも、走ってやってきた時点でそれは崩れてしまって美しくない…でしょ?
さて、どうしても用事があって遅れてしまうという場合は、相手の都合を考える、これが時間泥棒にならずにすむコツです。相手がその場に来る交通手段を使用する前の段階
(会うために何らかの用意をするための前の段階)に、あらかじめ遅れる旨を連絡すること。
これだけでかなり気持ちの行き違いを防ぐことができます。
待つ立場のイライラ、知らない人はいないと思いますが、
「どうしたのかしら?」
と心配するよりも
「なんで来ないの!」
という気持ちが強くなるのは当然ですよね。
それで、相手がやむを得ない仕事だったとしても、まず責めてしまう。
すると、その日のイベントはどうしてもマイナスからのスタートになってしまい、下手をすると浮上することなく、悲しい「お別れ」にもつながってしまいかねません。
ちょっとした気遣いでそれが防げるというのなら、電話やメールの一本くらい、無駄じゃないですよね。あなたと会わない空いた時間は相手の時間預金に戻されるわけですから、その使い方は相手次第、というわけです。
私は遅れたことがないからと、ここまですんなり読み流してきたあなた。
いきなりの長電話だって立派な時間泥棒ですよ。注意注意(^−^;)
あと、自分で自分の時間泥棒になっている人も要注意です。
あなたの時間預金は一日たった24時間しかありません。自分の時間の使い方、「リラックス」を名目にだらだら無駄にしてないか、改めてチェックしてみてくださいね。
自分の中の時間泥棒をやっつけて、みんなに愛される「モモ」みたいな素敵な人になっちゃいましょう(^−^)
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