2如月(きさらぎ)
二月は他に雪消月(ゆきげづき)、梅見月(うめみづき)、恵風(けいふう)などといいます。
また、二十四節気の立春と雨水があります。
【季語歳時記】
豆撒き
節分の夜に「鬼は外、福は内」と唱えながら、鬼を追う行事。豆撒きは本来は農村の予祝行事であったものが、追儺(ついな)の行事と習合したものと考えられている。豆撒きは、豆をまいて鬼にぶつけ、邪気を払い一年の無病息災を願うものです。本来は年男が豆を撒き、年の数だけの豆を食べる風習です。
初午
初午は2月初めの「午の日」です。京都の伏見稲荷神社に神様が降りた日が初午だったことから、この日には全国の稲荷神社で豊作祈願のお祭りが行われます。お稲荷さんは農耕の神様で、きつねはその使いとされていたそうです。後には開運や商いの神様として信仰されたといわれています。この日は神棚のある家では油揚げや稲荷寿司をお供えします。
梅
バラ科の落葉樹。寒いうちから早々と咲き始めます。原産地は中国で、初めに白梅、ついで紅梅が渡来したとされています。万葉の頃から多く歌に詠まれて来ました。
バレンタインデー
2月14日はバレンタインデーです。3世紀ころに殉教した聖バレンタインの祭日です。この日に愛する人に贈り物をするという風習は、1958年ころから日本でも流行し、女性から男性にチョコレートを贈るとされています。
鶯
スズメウグイス科の鳥。大きさは雀くらい。野山の至る所に繁殖し、市街地にも現れる。その囀りの声が殊によいので、別名「春告鳥」などと呼ばれてます。