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SATOYAMA TUUSIN blog
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脊梁巡礼・里山藪山無名峰

球磨郡山江村のやくし山。眼下は万江川、対岸は球磨から芦北にかけての山々 九州脊梁(せきりょう)の山々は、これまで登られることがあまりありませんでした。都市部からのアクセスが比較的不便で、人々の暮らしと密接にかかわっているものの、いわゆる“レジャー登山”とは縁遠い山域だったからです。しかし、それだからこそ、手垢のつかない自然と山人の暮らしが息づいた山々が残されてきました。
そんな九州脊梁の山々と、その周辺に無数に散らばる無名の里山にスポットを当てました。昔から山人が行き来してきた古い尾根道や峠道、山間の小集落を経ながら登った『脊梁巡礼』と『里山藪山無名峰』を、シリーズで掲載していきます。(『里山通信』掲載記事の最新21回分を再録しています)

吉無田高原だより

厳冬期の吉無田高原の牧草地。南国九州でも標高550mの高原地帯では大雪が降る 熊本里山通信社は、熊本県御船町吉無田(よしむた)高原にあります。標高550m。阿蘇南外輪山の裾野に広がる広大な山林原野の一角に、自宅兼事務所があります。近くには、名水で知られる「吉無田水源」があり、その奥には細川藩時代からの「藩有林」の巨木群も残されています。
吉無田高原のふもと、田代・上野地区は、おだやかな里山に囲まれ、山林と清流にはさまれるように、いくつかの集落が点在しています。かつて、日本のどこにでもあった山村の風景が、ここでは色濃く残されています。そんな高原の自然と集落の暮らしを『吉無田高原だより』で紹介していきます。(『里山通信』掲載記事の最新21回分を再録しています)

歩く見る聞く

里山通信社の集落で夏に行われる水神祭り。地域の安全を祈り、人々が集まる 山人の暮らしは、この40年の間にずいぶんと変わりました。高度成長期を境に、多くの人々が村を離れ、都会へ向かいました。残された人々は、これまでの暮らしの中で伝えられてきた本当に価値ある生活文化を守ってきました。しかし、「経済発展競争」と「勝ち組人生」だけが、唯一の価値観とされる世相のなか、そんな貴重な里と山の文化・伝承が、いつの間にか失われようとしています。
失われゆく里山の生活文化を少しでも記録したいとの思いが、『歩く見る聞く』にはあります。『学問』の世界から見れば、とるに足らないものかも知れませんが、『歩く見る聞く』で「名もない村の名もない人々」の記録を少しでも残していきたいと思っています。(『里山通信』掲載記事の最新21回分を再録しています)

里山自然誌

高原に咲くオカトラノオ。里山にはいろんな生き物たちがひっそりと暮らしている 九州脊梁山地や、その麓に広がる里山、そして地元の吉無田高原を歩く間には、実に多様で無垢な自然との出会いがありました。しかし、どの自然も、決して人々の暮らしとは無縁ではないようです。どんな生き物であっても、人とのかかわりのなかで存在しています。
『里山自然誌』は、そんな生き物たちとの出会いを取り上げました。地域的には、地元吉無田高原だけでなく、熊本県内の緑川流域、五家荘、阿蘇、球磨と川辺川流域のほか、宮崎県の椎葉、高千穂、五ヶ瀬、米良などです。そんな山々で出会った野の花、山菜、動物、昆虫などを取り上げました。脊梁や里山ならではの自然誌をお楽しみください。(『里山通信』掲載記事の最新21回分を再録しています)

虹の会・農業体験交流施設

ソバの花咲くころの農業体験交流施設。多くの人たちの利用を歓迎している 熊本里山通信社の地元、熊本県上益城郡御船町田代では、「村おこし」のグループ「虹の会」が活動中です。「虹の会」では、田代地区の自然・歴史・文化を体験してもらうための農業体験交流施設(ゲストハウス)を、会員の手作りで完成させました。
農業体験交流施設は、熊本市役所から車で1時間ほど。吉無田高原の熊本里山通信社と蜩窯のすぐ近くにあります。自然を愛する人・農業に興味のある人・自給自足の暮らしを目指したい人・吉無田に移住したい人など、いろんな人の利用を歓迎しています。申し込み・問い合わせ・利用の詳細については、農業体験交流施設のページをご覧ください。
「虹の会」では、農業体験交流施設での農業体験や交流を通じ、田代地区のすばらしさをアピールしていきます。いろんなところで暮らすいろんな人たちとの出会いから、田代地区と世界との草の根交流を実現したいと考えています。

熊本里山通信社のしごと

御船町吉無田高原の熊本里山通信社 熊本里山通信社は「山人の生活文化の記録と発信」を目的に、平成18年7月に発足しました。熊本の大地にしっかりと根を張って活動したいとの思いから、熊本県御船町の吉無田高原に自宅兼事務所を設けています。
吉無田高原は、標高550m。高原からは、遠く不知火海と天草を望むことができます。また、すぐ近くには吉無田水源があり、名水を求める人たちで毎日賑っています。江戸時代には、総庄屋を中心に吉無田水源から麓の台地にまで、2本の農業用水路(元禄井手、嘉永井手)が開削されています。この地には、山人たちの知恵と汗が込められています。

熊本里山通信社では、次のような事業に取り組んでいます。
 ◇「里山通信」の編集発行(月1回)
 ◇九州の地域文化を記録・発信するための企画出版事業
 ◇DTPによる自費出版・受託出版の編集制作
 ◇各種記事の取材・写真撮影・編集・制作
 ◇ホームページ、ブログの制作と管理運営
 ◇山人の生活文化・自然のストック写真の貸し出し
 ◇山歩きのガイド
 ◇自然と地域文化にかかわる講演
 ◇自然木の育苗と販売、雑木ミニ盆栽の販売

●熊本里山通信社(〒861-3323 熊本県上益城郡御船町田代8405)096-284-2081
●代表 栗原寛志 kurikuri@mx22.tiki.ne.jp

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E-MAIL: kurikuri@mx22.tiki.ne.jp