先日某ラジオ番組で恋愛についてのトークを聞きました。恋とは与えるもので愛は奪うものだそうだ。車の中でなるほどと納得してしまった自分がいました。
初恋の頃をふと思い出したとき、胸がキュウンとなるように人を好きになるとき、人は心の隙間に気付きます。そしてその隙間を埋めたいと思うものです。しかし、なかなか埋められないのが問題なわけで試行錯誤しながら成長していくことが恋愛の形ではないかと私は思う。
こんなことを書きながら私も遠い昔の思い出をかみ締めている。あの頃は人を好きになることがすごく恥ずかしかったり、悲しかったり、そんなことばかりだったような気がしてならない。そして、もし彼女が僕のものになったら一生愛し続けるだろうと真剣に思っていたことを覚えている。
いつからだろう??恋の駆け引きなんかを使うようになったのか。恋愛にある一定の法則があるなんて偉そうに語るようになったのか。自分でもわからない。学校を卒業し、就職結婚とあわただしい日々をすごしたことによって、こんな風になったのだろうか。
しかし、今だからわかることもある。真実の愛とは何かが・・・・
むかし埋めようとした心の隙間は実は埋めることのできない隙間であることが、真実の愛は相手の心の隙間を埋めてあげることこそであるということ。
一言で言えば、与え続けることが重要なことであると思います。
最近、軽薄になった男女の関係は物への対価に依存している浅はかな愚か者のすることです。そうです・・もう一度考えましょう。一番身近にいる大切な人のことを・・かけがえのない人を・・そしてそっとその人の心の隙間を埋めて上げましょう。
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