大平山のヌメリスギタケ
テキスト ボックス:   私が一年中で一番好きな季節が秋です。春が好きと言う人は多いですが、あいにくかなり重症の
スギ+ヒノキ花粉症で5月いっぱい位まで鼻づまりとクシャミに悩まされています。
 「実りの秋」、「天高く馬肥ゆる秋」などと言われるように冬に向けて植物がいっせいに、実を結びます。稲刈りが終わった10月中旬から11月末にかけて、私は「待ってました」とばかり連日、山に向かいます。
テキスト ボックス:  下の写真は、2002年11月18日高城山で見つけたヌメリスギタケです。2002年、2003年と2年連続で同じ倒木の同じ場所で採集しました。ハツタケ求めて山に入ったのですが、偶然発見。
最初は種類がわからず色々なサイトを覗いてその特徴から「ヌメリスギタケ」と断定したのでした。でも自信がありません・・・。
テキスト ボックス: 2002年11月18日 倒木に群生するヌメリスギタケ
テキスト ボックス: キノコにやや詳しい、私の母に見てもらいました。結果は「このナバ(キノコの事ね)黄色いけ、キンタケやないやろか?」と、こちらも自信なさそう。「わからんなら捨てよか」と私が言うと「いや、間違いない!昔食べた事がある、茄子と炊いたら毒が消えるけ大丈夫よ」とチャレンジャーな発言。
実際、茄子がキノコの毒を消すなんて本当だろうか?変な迷信を信じているのではなかろうか?

てな訳で母に、すべてのキノコを献上し「腹痛くなったらすぐに電話せえよ」と言い残して15時頃、家に帰りました。その後やはり心配になって21時頃おそるおそる母の家をのぞいた所、茄子の効果か「美味しかったよ。おまえも食べんか?」と元気な様子。「いやいい」と食べずに帰った私は、親不孝
者ですね。
テキスト ボックス: 2003年11月7日 去年と同じ倒木で採集したヌメリスギタケ


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