ゲルマニウムラジオ「万年5号」

ゲルマニウムラジオ五号機
※またニョガン置く〜※
 

 

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ゲルマ研究2

五号機回路図 記事編制中に、新たに作りたくなって作った新型ゲルマラジオです。
 と言ってもコイルは昔の実験用の余りの流用だし、回路にも目新しい所はありません。二号機の改良版(倍電圧検波型)と言った感じ。

 今回の改良点は、回路を素直に平ラグ板上に配置したという事。これまでのは直接木の基板上のラグに配線していたから、湿気の高い時は各部品が高抵抗でつながっている様相(木が電気を通す!)により感度低下を招きかねない作りでした。

 まーそんな事は最初から判りきっていた訳なんですが、ラグ板というモノがどうもワザとらしくて敬遠していたフシがあります。
 いちばんイイのはコイルの裏側に華麗な空中配線とかでしょうか。そんな事するとメンテに差障りがあります。なにしろトイレに置きっぱなしにするラジオですから。

五号機遠景 そう、その為にセラミックイヤホン対応の回路にしているのでした。旧来のクリスタルイヤホンはロッシェル塩という物質で駆動していましたが、塩なので湿気で溶けて無くなってしまいます(潮解と言う)。
 トイレ(水周り)にほったらかしにするゲルマラジオにそんなモノは使えないので、今回の事となりました。

 給電点が一階ゆえにアンテナ回路が効率的に働いて入力も結構大きいので、倍電圧検波回路がマトモに働いています。
 ネチネチした話→ゲルマ研究2

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