C.D.Fうらうら話
 本誌セトグールで連載していたパンドールなる作品が終わった。ハズくなったので早めに切り上げたのである。
 2〜3号分の空きが出来た。何も描かない訳にも行かないので、1話限りのバカみたいなヒーローものを描く事にした。
 題名も「ちょうくだらん」とか、全く考えていないモノになった。
 何度も言うが、1話限り程度のアイデアだったのである。

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C.D.Fうらうら話

 ヒーローものだが主人公は女性ユリ↑↑↑
 ちなみに最初は「超能力少女」という設定だったから「ユリ」なのである、短絡。
 まだ判らん人え:「スプーン曲げ」

 主人公ユリとは、もう数十年来の付合いだ。ただ誤解無き様に説明すると、決してお気に入りキャラではない!(特定のモデルも居ない)
 だいたいが1話目が、かなりイイカゲンな理由で描いた事を覚えている。急に穴があいたページに何かを描かねばならなかったというダケだ。

 タコ部屋に余ってくすぶってるタレントにテキトーな服着せて、家庭用ビデオか何かででっち上げた様な作品、それが C.D.F の正体である。
 しかし、そういう作品の方が長持ちするから判らん。時々「作家は登場人物を嫌え」とか聞くが、嫌わないまでも、それに近いのかも知れない。

恥かしい格好例 多少恥かしい格好をして悪と戦うという、ありきたりな話になった。この時点では1話完結、長くても2〜3話のつもりだったので、それも許されよう。
 ゆえに、悪側が最終目的は、正義側の組織の内情は、とか細かい部分は、すぐ終わるからと詰めずに捨て置かれた。
 悪側の組織名「ワルイ」は架空のものであり、実在のものとは関係ありません。(無ぇよ)
 左はあるキャラ バカじゃね? に装着させた戦闘服の様子。下着の様。


後付け小説・C.D.F の生まれた日

邂逅(出会ひ)

 ここは土々目木(どどめき)中学校2年X組。1女生徒 が転入して来た。
出会ひ 休み時間になると、彼女は新しい中間たちを物色するかの様に眺め回していた。
 一人に目が止まった。
「ね…ワタシナオって言います。あの…。」
  「あ、アタシかな?」そう、我らがユリさんの若かりし日の姿だった。
 「お友達に…なって、下さい!」(手を握る)
 「え?(引くなぁ、こんなの)…はぁ。」
(さり気なく振り払う)
 両名は、片っぽが狂信的だが意気投合した。
←大昔の設定ノートの落描き起こし絵

ベタベタ ナオユリを相当気に入った様である。それからはいつもべったりで、男子生徒が近寄れない程。別にエロ小説ではないので期待せぬ様に。
 「あ、ああ、ナオ…だから…その、さ。そうひっつかないでも、さ。話は出来るから、さ。(へっぴり腰)」
 「…はは、そうね、ゴ、ゴメンナサイ、気が付かなくて。わ、ワタシ、ううっ。」泣き出した!
 「(アタシが泣きたいっ、男寄っ付かないしっ!)
 …判った、判ったから、もぅ。」
 (とあるロリータスナイパーさん 提供画像・ナゼか○Xが付いている)
 …その後、土々目木高校へ、共に進学。

闇にうごめく悪い人たち

 月日は流れて、高校3年生。そのある日。
 「で、ユリは進路、決めてるの?」
 「ん〜、大学行くガラじゃないしね。就職…だろうな、ヤッパ。」
 「だったら一緒の所がイイな〜、ワタシ♪」
 (また…コイツ、ひっついて)→離れる「ナ、ナハハハ、そう…ね(汗)。」
 一応、マンガのプロットの様な書き方になっている。画像を想像しつつ読まう。

 さてその頃、ある場所で秘密結社の結団式があった。なお首領は画像が無い。
 黒田くん ←代用「我が組織も遂に日本進出である。諸君はこの新たなフロンティアを開拓する尖兵としての職務に励んでもらいたい。」
  「ふっ、任しといてもらおうか、なんてな。」
  「自衛隊まで入って訓練して来たしね。二人とも大特免許持ちよ、知ってる?変な設定。」
 「手下として、高性能小型人型ロボット を多数用意してあるぞ。」
 「(…タメ息。)(ダメだ、この組織は。)」
 「まぁまぁ、ちゃんと大型工作機械もあるから。」

日常との離別

これはドギツイ ある日、いつもの様に土々目木公園で仲良くべったりお食事中の女子2名の姿があった。片っぽは泣きそうな顔をしている。
 「あ…ユリ、ごはんつぶ。」ペロッと舐め取る変態性格少女。
 (目付きが完璧にオカシイ)
 「いっ、ひひひィィ(やめろー)。」
 キモ。

※一応言っときますが「○イジ」以前の作品です※

 そこに突然何かの騒ぎが!地面が揺れる!建物が壊れる!
 「な、何よこれは…あ、ナオッ!ユリは身を挺して落下物からナオをかばった。頭や背中に傷を負ってしまった。「うう…。」気絶した。
 「まぁユリ、やっぱり♪…何て言ってる場合じゃないわね。
 ワタシが見たてた通りだったわ。自分の身を捨てて…この人なら必ず…」

 
(↑臨時出演)街では見た事も無い様な巨大な機械が暴れていた。
 特撮映画の様な光景だ。
  「とぅ!」それを、また何だか判らない人?が攻撃しているのである。とは言え、ユリは気絶したマンマなので、この光景を見る事は出来なかった。
 「卒業後に誘おうと思ってたけど…」
 ナオユリを背負ってどこかの隙間(非常用消火ホース箱の類とか?壁にはまってる赤いヤツ)から見えない所へ消えたのである。

目覚め(させられ)

 −土々目木市街・地下250m−
  「そういう訳なんです。…、この人なら託す事が出来ると思います。
 長年観察してますので確実に言えます。
 他にも実証が…生体エネルギー値が…ええと(機械操作)、
 Ψ = 200 近くも出るんです。素質も兼ね備えています。だから…。」
  「単に君が気に入ったからなんじゃないかな?」
 「…意味が、よく判らないのですが?」
 「フフ、データが確かなら常人の2倍…十分に検討する余地はありそうだね。
 ところで治療の方は?」
 「はい、万全です。…ワタシは MD 、専門ですよ。」
 「フッ。言わずもがな、か。」
 Ψ=生体エネルギーの単位「サイ」。数より先に言う。「200サイ」じゃ語感悪し。

 −数刻後−

  「!…見知らぬ天井…病院?何、ここは?!
 あれっ?アタシは…ユリ
 1,2,3,4,5,6,7,8,9,10…正常だ。はっ!ナオは。」
  「気を失っている間もワタシを心配してくれてたのね♪ここは病院よ。
 ワタシをかばって怪我しちゃったでしょ。連れて来たのよ。」
 「ナオが…でも、アンタそのカッコは…??」
 「実は、ワタシ、ここで働いてるの。みんなには内緒だけど。」
 「バイトは禁止やぞ。」
 「イイのよ、ユリも働く事になるんだから。」
 「な…なしてぇ?」
 「治療費、一千万円(ウソ)♪払える?だから体で払ってもらおうという訳。」
 「押し売りかーっ!だいいちアタシャ病院なんかにゃ興味無いーっ!と、とにかく帰る。帰らせて。お、お金は…一千円にまからん?」起き上がり、立とうとする。
 「治療費なんてどうでもイイの♪(抱っこ)言ったでしょ、一緒に働きたいなぁって。あ、家には連絡入れてるから、今日からしばらく帰れませんって。」
 「(拉致だ…泣)だ、だからアタシ病院?ナース?無理無理無理。」
 「この組織には他の部署もあるから。多分ユリなら…」
 「そしき?」

CDファイター

 こうしてユリは、なし崩し的に引き入れられた。何の略称か忘れたが、S.A.G.A (ザーガ)と言う。どうやら世界平和を守る団体らしい。冗談っぽいがみんな本気だ。
  「あ〜、新入りは君だな?
 適性テストでは頭より体らしいから… C.D (ツェーデー)向きだ、な。
 あ、俺はコードネームコックリさんだ。」どこが本気だ。
  「(コケ)あ、コックリさん(恥かし〜)、全然判んないん…ですけど…
 アタシ、やる事。ツェー、デー?」
 「ま、とりあえず最初3ヶ月は基礎訓練だから、こちらの指示通りしていれば良い。
 え〜…ユリ…は、データが良いからな、泣いてもやめさせんぞ〜。」
 「ホント誘拐か拉致じゃん(涙目)。高校も卒業してないのに。何の権利で…。」
 「フッフッフ、この組織は国家権力のお墨付きが…まぁ、まだイイか。
 実働はちょうど卒業頃と合うから…内定貰ったと思ってれば良かろう?」

 こうして、ユリの新生活が始まった。メキメキと頭角を表すのにさしたる時間は掛からなかった。ハッキリ言って、暴れるのが主体の C.D なので、そうなのだが。
 また、情勢についてもそれなりに教え込まれていった。地球規模で暗躍する悪の組織の存在など。ただ、どうもどこまで本気か判らない気もする。
 学校はここから通う。そして、実体訓練の時期を経て、約半年。

こっ恥かしいカッコ
チェンジ、プライマリィイッ!
 ・
 ・
 ・
 何…この、こっ恥かしいカッコわぁ。」

  「まぁ、そのダンベルを持ち上げてみぃ?片手で持ち上げたな。
 150kg もあるんだぞ、それ。」
 「あ、あわっ!アタシに何をした…じゃない、この服か。これわ?」
 「 C.D 用戦闘服。それを着られる様に訓練をしていた訳だ。お前さん、Ψ = 200 もあるから、力出過ぎてイキナリじゃ体がもたんからね。
 ま、これでやっと初心者マークだ、な。」
 「ヤな予感がするが…何の?」
 「正義と平和を守る(笑)、スーパーヒーローのさ。」
 「…ヒロインなんじゃ…」
 「(聞いてない)君はこうして悪の組織から街を守る、選ばれた戦士なのだっ!」
 「ふぅ〜ん…嬉しかなぃなぁ。(何の気無しにコックリさんへダンベル投げてよこす。)」
 こういう、ガサツな所がある。

  「おめでとう、ユリ。」
  「あ!コイツ…アンタがアタシを、もう。」
 「ワタシが選ばなくても誰かが選んでたわ。素質あるモン。」
 こうして、ここに一人の女子ヒーローが誕生した。この後、地域の平和の為に幾多の戦いに身を費やす事になるのである。

 「で、ダンベルを…どけてくれんか?」

 −プロローグ・完−


 特別フロク・みんなの能力(決めながら書いたモノ・決めてド〜する?)

 (Ψ(サイ) - ちから - すばやさ - かしこさ)の順。
ユリ 200-6-7-6 (ゲームには生かされていません)
謎の戦士 250-7-7-7 (引退間近?)
ハイヤ 180-5-6-8 (この民族は元々高め)
オジョウ 150-6-6-6 (幹部職員のご令嬢とか?)
ココ 118-3-8-7 (Ψ低いのは本来 CD 向きではない)
オネム 70(350)-5(10)-2(7)-1(2) (カッコ内は巨烈状態)
ライコ 195-6-7-5 (弓系のスキルが高い)
カナコ 135-6-7-4 (剣系のスキルが高い)
ルミエ 122-9-4-4(元が怪力なので強い)
ミツミ 105-2-10-4 (ただし素早さが高い)
ナオ 140-5-8-9 ( MD 支援系)
クワン 130-4-9-6 ( DVD 工作・パシリ系)
クェスチョン 140-6-9-8 ( DVD 工作・パシリ系)
バニィ 175-4-8-1 (疲れを知らない)

 (以下、参考)※男?さぁ…

ピッコロ 220-7-6-7(明らかにユリより強い)
ガッ子 90-3-6-3 (明らかにミツミより弱い)
ジュゲ 250-7-7-7 (明らかにユリより…謎の戦士と互角!初めて知った)
ヨゴローザ 110-5-6-9 (魔術師系)
ガレナ 120-10-5-4 (半分機械なんで、あまり関係無い)
ラギョーメ 125-6-6-8 (レンジャー系だが、不明・未登場やし)

その後の風景 別世界の風景
(左)バニィ vs ガッ子の図 (右)引き継がれるネタ回しの図

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