音韻
特に制限は無く、日本語と同じである。よって
カナでも書ける。
具体的には R があって L が無いとか、B はあるが V は無いという風。
あと何となく Z も無いが、理由は無い。
C は「チャ行」、X は「シャ行」である。あとは普通に(ヘボン式)ローマ字読み。
(「シ」音を si と書くと間違い…だけども問題にされない)
カナで書く場合は、付属語は直前の自立語にくっ付ける。
mpie などに惑わされぬ様に。「ンピェ」と読む。
'aah は「ッア〜」という感じで。
'uuh は痰をきる感じで「オ゛ゥウ〜」と言う。「ッウ〜」でも良い。
n'nn は、まぁ普通に「ン
ンン〜」で良いよ。
◆代名詞類・8語
ne 私(「
ne'n 」私の・会話的略語)
ge 汝(「
ge'n 」汝の・会話的略語)
kesu アナタ(丁寧語、「
kesu'n 」アナタの・会話的略語)
dohe みんな、複数(「
dohe'n 」皆の・会話的略語)
ka これ・(方)ここ
ra それ、あれ・(方)そこ、あそこ
funi 何、誰・(方)どこ
en 彼(女)、ヤツ
funto 何か、不定
◆小辞・16語
nih 否定、ゼロ
an 〜は、が
un 〜の / 会話略形
-'n (※判る場合は率先して略される)
asu 〜を / 会話略形
-'su (「ッス」と詰る)
noe 〜へ
uti 〜に、で / 会話略形
-'ti (「ッティ」と詰る)
(※場所の場合は「
ci uti /
ci'ti 〜の所で」を使う)
yoh 〜から、〜より、〜ゆえ
to 〜も
ko 而、と
oe のみ
iro 〜の様
gurose 〜と(引用) / 会話略形
-'se (「ッセ」と詰る)
don 断定連体助辞・形容詞を作る
-de 〜する事(準動詞助辞・名詞扱いになる)
o お〜、ご〜(冠詞?)
so 〜である
◆形容詞・17語
wata 大きい・(為)大きくする・大いに
kon 小さい・(為)小さくする・ちょっと
paburi 良い(客観的)
'aah 楽しい、嬉しい、良い、了解!・(俗)ザマぁ見ろ!(
発音注意)
mpie 悪い、不快、ひぇえ!
momi 嫌い
'uuh 畜生!
toro 近い・(為)近くする
umu 遠い・(為)遠くする
ema 同じ、仲間(
ema uti 共に)
mwi 無い(「ある、ゐる、座る」の反対だが形容詞、
注意!!)
itwi 痛い、辛い、苦しい
uma 超不快、助けて!
mmah まぁ良かろう、中間、間
xun はやい
nuta おそい
ahi 暑い、熱い
puh 寒い、冷たい
◆動詞規範語・23語
gah 考える
man とる、得る、持つ
soso 置く、与える
daro (自動詞)来る、立つ、目の前に姿が現れる・(他動詞)作る、生む
ripu (自動詞)行く、去る、目の前から姿が失せる・(他動詞)消す、殺す
nuwa 移動する、行く、進む、動かす
suhoi 立つ(事)
gaxi 守る、保つ
guwa 食う、飲む、覚える
beh ある、ゐる、座る(
不規則過去形 bihn )
roya 為す、〜する・動詞について強調、丁寧語を為す。
base 見る、知る、会う
xito 判る
wasu 思う
dite 言う
kaki 聞く
semu 書く
gwin 変える、変わる、なる
apa 経る(「使用済み」的なニュアンスあり)
sei 欲す、好む
xata 切る、壊す、攻撃する
minuwa 帰る(※合成語だが、多用するので別に記載する)
burai 止まる、止める、止まれ
◆特殊な助動詞・9語
nino 〜した / 会話略形
-'no (綴りは合体し、「ンノ」と詰る)
xah 〜させる
tah 〜られる
kuna 〜だろう
kena 〜しよう
keso 〜べし
kamu 〜できる
kare 〜するな(禁止)
kerai 〜(して)下さい
◆数
(
nih 否定、ゼロ)
etu 1 、ただ
xan 2 、両方、互いに(
mixan 半分、1/2)
iwe 3
juh 4
ubo 5 、たくさん
hiso 6
ana 7
feru 8
janga 9
inji 10 、全て
wah 100
◆単語とは言えない要素
ma, ma- 再び、更に
mi- 反対の動作、(数)〜分の一
-gi 〜する道具
-ga 〜する人、〜人(数)、〜な人
-go 〜されるモノ
-ningo 〜されたモノ
ci, -ci 所、〜する所
◆名詞規範語・人体
gahamu 人間
oto 頭・(為)考える
rasa 目
peh 鼻、最初、先
sera 口
ben 舌
roto 歯
deto 耳
besu 手
coci 指・(為)数える
gome 足・(為)進む
yaki 体・また「人」を表す。
kemi 骨、柱
rusu 心・(為)思う、気にする
mica 節・(為)曲げる
cara 胸
ton 腹
noro 背・(為)背く・(方)後ろ、後ろへ
dan 尻、最後
bin 中身
roga 力
imixi 血、健康
oro 声、音、名(
oro oro で「単語」)
suga 男、オス
uga 女、メス
deh 少年
bih 少女
wen 実、子供・(為)ぶら下げる
◆名詞規範語・人間関係
kisera 言語
kisero 喋る事、会話、討議
suroha 休息、睡眠
tete バカ、愚かモノ
xinon 服・(為)身につける
kaku 家・(為)住む
eri 神
mudan 王、長・(為)支配する
ita 領域、縄張り
pia 道、方法
fande 境界
mason 学校、図書館
masonga 学生、修行者
xodo 人の集団
peme 遊び、遊ぶ事
kaxi パン、食料
xibi 肉
nogu 飲み物
bubu 湯、お茶など
◆名詞規範語・自然
mato 事、モノ(
mato mato で「モノ共、事々」)
iwo 空・(方)上
sen 日
hufe 月 (
fufe でも良い)
aru 星
ihu 年
fosa 雲、煙、煙草
hui 風、空気、雰囲気 (
fui でも良い)
ado 時、性質
fih 光、明らか、正事、昼
ngeh 闇、怪しい、不正、夜
sara 火・(為)燃やす
doh 水・(為)潤す、濡らす
taga 山・(為)上げる
moto 谷・(為)下げる
cimu 筒・(為)通す
curu 川・(為)流す
bomi 穴
xiso 砂、粉
puro 大地・(方)下
suha 石・(為)殴る、ぶつける
poma ヒビ、裂け目、継ぎ目
yoyo 段々、段、肩
◆名詞規範語・生物関係
para 鳥・(為)飛ぶ
niun 魚・(為)泳ぐ
ege 獣(ペットサイズ)
rohi 大きい獣(牛馬クラス)
bici 虫(蛙辺りまで含む)
yaxi 草、毛・(為)生やす
pou 木・(為)打つ、突く
umpa 花
jun 脂、油、汁、インク
◆名詞規範語・方向、図形、科学、人工
sah 方向、(方)付きを方向語にする
sunda 形、図形
cun 点
supo 紐、線
daren 板、ページ、文書、書物
tou 前、前へ
kai 右、右へ
coi 左、左へ
imi 中、内側(
ci で方向の強調)、味方
jata 外(
ci で方向の強調)、敵方
bahan 円、輪、また「銭」
bohon 球
agaba 器、分量
seto 定規、はかり、〜度
ono 数
puru 波、振動
moh 落下、落ちる
pata 次、新しいモノ
nure 古いモノ、ダメなモノ
roci 文字、印
fopuru 薄いモノ、葉、羽根、紙、文書
rama 朝、明日
kata 夕方、昨日
nate 本当、真実、ちゃんと
yanno うそ、空想
◆名詞規範語・軍事
ciro 槍
nisa 盾
uko 乗り物
dedem 銃器
doka 爆弾、破壊
gata 弓、バネ
fen 攻撃、採集、検索(人迷惑)
kunna 戦い・(為)戦う
'aah-roya 勝利(する)※転じて→貸す(事)
mpie-roya 敗北(する)※転じて→借りる(事)
◆名詞規範語・分類不明
ao 橋、虹、色、首(←ワヤくちゃ)
woroto 不定、魔物
ugera 恐いモノ、驚き、一撃、電気系、突然
pai 不要物、うんことか、廃棄(する)
n'nn におい
endo 程度、具合
歴史
「
んぼくたちだけで通用(つうやう)する言語を作るんだ、
や゛う゛〜。」
…と言った知的生命体がいました。一緒に作りましたが途中で「帰還」しました。
残されたワタクシは一人研究に没頭し、別に
トルキィだの
ムンビーナなどを作りました。が、元の
コレは打ち捨てられました。
ガァキの時分の製作ゆえに、音韻がガキっぽく…すなわち日本語発音しか使われず、単語の並びもそのマンマ。まぁ日本語話者には楽でイイが。だいいち表記は当時「カナ」でした。
ガァキだったので当然「ボクはウナギだ問題」なんかも知らず、自動詞と他動詞など、いや品詞の区別さえおぼつかなかった訳で、今でも古いノートに意味の不明なカナ書きの文字列が残っています。
それでも、さすがはいちばん古い人工言語だけあって、以後の言語の原形になる単語がチラホラと見て取れます。語源不明?と思ってた単語とかが、案外ガハムキセラだったりするのでした。一部、幼児語という部分も。
ただし文法の不備は目に余るモノがあります。遊びの延長である事が伺えます。
共同製作者が多少、気が違っていたので
mpie とか、変な音韻の単語があります。キャツが「帰還」した後、一気に衰退して行ったんだったなぁ。
しばらくはこちらで魔界の言語として使おうとしてたんだけど、信頼性に欠ける言語だったんで立ち消えになったよなぁ。
---- We are
NOT alone.