トルキィ古典語(ヌゥ・アム語)
…のページでしたが、不要になりました。
綴りの読み方
単語の読み方は単語帳で覚える。それを「
思い出す」綴りだと割り切る。
長母音、二重母音は
a, y, w, e の綴り。
大体そのまま読んで良いが
y, w 「アィ」「エィ」「アゥ」「エゥ」などという場合もある。
語尾の
a, y, w, e は
母音がある印で、長母音とは限らない。
xy 「ショィ」 /
hwa 「フワ」 、など。
語頭の
a を「オ」と読む(妙な)場合があるが、アラビア文字の綴りに合わせた例外。
ae 「オエ」 /
akb 「オクブ」、など。また
aw は「オ」と読みがち。
「〜を」の
h は、「ため息」。
dh の場合の
h は無視(母音がある印)。
子音が並んで言いにくい場合は
i, u をガンガン挟む。
というのが原則だが…
例えば
atyra 、「アティーラ」と読みたい所だが、「アトゥイラ」と読む。
djafl は「ディジャフル」でも「ディジアフル」でも良い。
くっ付く部品が助辞などの場合は邪険に扱われる。
atyrah 「少女を」…これを「アトゥイ
ラーハ」と読むか「アトゥイ
ラハ」とするかは決まってない。実は綴りの上での母音の長短は厳密だが、音声では無頓着なのである。
現に yrkad を「イルカード」と読んでいる。
まぁ、そういう事は
世界共通語に祭り上げられてから心配しよう。
アラビア文字表(表示不能者は不問)
音価 | 語頭 | 語中 | 語尾 | 独立 |
a | | | ﺎ | ﺍ |
b | ﺑ | ﺒ | ﺐ | ﺏ |
g | ﻏ | ﻐ | ﻎ | ﻍ |
d | | | ﺪ | ﺩ |
h | ﻫ | ﻬ | ﻪ | ﻩ |
w | | | ﻮ | ﻭ |
j | ﺟ | ﺠ | ﺞ | ﺝ |
y | ﻳ | ﻴ | ﻲ | ﻱ |
k | ﻛ | ﻜ | ﻚ | ﻙ |
l | ﻟ | ﻠ | ﻞ | ﻝ |
m | ﻣ | ﻤ | ﻢ | ﻡ |
n | ﻧ | ﻨ | ﻦ | ﻥ |
s | ﺳ | ﺴ | ﺲ | ﺱ |
e | ﻋ | ﻌ | ﻊ | ﻉ |
p | ﭘ | ﭙ | ﭗ | ﭖ |
r | | | ﺮ | ﺭ |
x | ﺷ | ﺸ | ﺶ | ﺵ |
t | ﺗ | ﺘ | ﺖ | ﺕ |
c | ﭼ | ﭽ | ﭻ | ﭺ |
f | ﻓ | ﻔ | ﻒ | ﻑ |
h | | | ﺢ | ﺡ |
la | | | ﻼ | ﻻ |
'a | ﺋ | ﺌ | | ﺀ |
|
左はアラビア文字字母表である。履歴転進
文字の筆順が分かり良い様に、Tahoma というアラビック丸文字フォントで書いてみたが、見えておられれば幸いである。なお右から書く。
特徴はズルズルと続く文字、それも単語のどこに付くかで形が変わるというイジワル。
とは言っても、例えば点の付く場所とか点の数、基本のフォルムなどが大変わりする文字は無いので、思いの他、覚えやすい。
中には a や d, r の様に、続けない文字もある。その直後の文字は語頭形になる。
(つながる方向に、ちょこっと出っぱりがあるので推測して欲しい)
例えば「 atyra 少女」という単語を綴ると:
ﺍﺗﻴﺮﺍ →これだよ
最初は a なのだが、最初から「後に続かない文字」だったりするので独立形のタテ棒。
2文字目の t は、続かなかったから語頭形となる。3文字目の y で、やっと語中形。
4文字目は r だが、また続かない。最後の a は、仕方なく独立形である。
a, e は母音ではなく、ア行の子音である。つまり日本語的には「聞こえない」のである。
2種類あるのは、トルキィの母音調和の都合に過ぎない。同じ「音」である。
昔は他の子音にも男母形、女母形があり、相当複雑な綴り方だった。
それで母音を推測せよ、という恐ろしい綴字法だったのである。今もか。
現代トルキィ程度の綴り方言語は、ウルドゥー語など実在するのでそんなにムチャではない。
ピンク地の h は、「〜を」に当たる助辞を表記する為だけにある文字であり、他には使わない。
本来は j, c 辺りと同じ変形をするが、常に語尾なので語頭語中形は必要無い。
la は、l + a の合字。
最後の 'a は、aar 「立体」という単語にだけ使うモノで、
ﺍﺋﺮ →これだよ
…という風にする。例外と考えて良い。
母音記号は、ウザくて不完全なので割愛。
履歴転進・元の場所 |
固有名詞
外国語はいったん母音を全部伸ばす。少なくともアクセントのある音節はそうする。
その上で、綴り方に従った書き方をすれば良い。
パルサイルなら、
plsayl, palsayl パルサーイル
headquarters という英語の綴りなら、アクセントを考慮して、
hdqwatars ヒドゥクゥアールタールス
としている。(バナー参照:読めないヤツ)
別にトルキィで書いたつもりは無かったが…
日本人なら全て長音にする、
e, o は
i, u にする。:
母音揃ってる名前「惣流・アスカ・ラングレー」
→「スーリュー・アスーカー・ラーン
グリー」
swryw aswka langly
語頭の「ア」は短くて良い。「
グ」は原音には母音は無いので、そのマンマ。
語頭の「イ、エ」「ウ」は、それぞれヤ行ワ行と考えて
y, w とする。
語頭の「オ」だけは、
aw とした方が分かり良さそうだ。
ﺴﻭﺭﻴﻭ ﺍﺴﻭﻛﺎ ﻻﻨﻐﻠﻲ
ーリグンーラ・ーカースア・ーュリース
促音は、「お尻」みたいな小さい記号が上に付くのが本式。
(
Traditional Arabic とか、特殊なフォントでしか出てこない。)
「一休さん」
→「イッキューサーン」
ykkywsan (
kk の部分が促音。)
ﻳﻜﹽﻴﻮﺳﺎﻥ
ンーサーュキッイ