速習トルキィ

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lt tn トルキィは日本語話者にとても優しい言語です。
 遊びの秘密言語が始まりだからです。
 単語帳があればすぐに読み書き出来そうですが、違う所もあります。
 単語の数が多いのですが、300個は無かったでしょう。

"trky" ma kyb ejk aftws ly tdy ejk dh.
ygla dn djafl-ejk ma bn ke dh.
had-sad ma byn xm, mbe mwys letl xwlh sw xm, aymy art en byn dh.
had lk ma tlyy jy, tgng ce btn ny xm.

 (上の文言を例文として書いてみた所)



 「詳しく」を kwsk と書く様に、子音しか使わない。
 上の例文には a, e があるが、「ア行」の子音(声門閉鎖音)である。
 アラビア文字に慣れ、母音あり綴りに戻せなくなった事が原因。
 (いろいろと不整合が出て、余計に複雑になる)

ka ma xwa dh.
 これ は ペン だ。
da ma by emtw dh.
 彼 は 私の 仲間 だ。
ty ma nn ny dh?
 君 は 人間 じゃないの な?
kayw dn tdy ejkh xw swt dh?
 この様 な 近いの 言語を 学ぶの べき か?
acs wp kn xm.
 明日に また 来るの かも知れない。
by ma wakn sa tlh kfs lt bt se xm.
 私 が 作ったの ページ(複)を 楽しく 見るの 行くの するの だろう(見て行って下さい)。

 語順は日本語に同じ。単語も、用意されているモノは逐語訳で良いし、無いモノは合成すれば良い。出来れば単語帳と見比べ見比べして欲しい。
 時々 xwa など見つからない単語があるが、合成語だったり語尾付き単語である。
 ( xwaxw-a である)
 これらは予告無く現れるが、慣れるしか無い。語尾なら、付くモノの形は決まっている。
 助辞によっては、元単語との間に何らかの母音を挟むと言いやすい場合が多いが、概ね a 型母音(男母)語では u で、e 型母音(女母)語では i である。

 a 型母音(男母)、e 型母音(女母)とは、母音調和という過去の残滓である。母音の派閥であり、意味には関係無い。先に述べた不整合の一つである。一部の助辞等は母音グループに沿って形を変える。
xw-a 「書く−道具」、 sk-e 「切る−道具」)

 末尾の dh は「〜だ(断定辞)」。それに対立する xm は不定辞「〜だろう、かも知れない」。最近は疑問形の語尾としても使われる。

 普通の所有を表す「〜の」に当たる単語・語尾は無い。名詞を並べて言う。
 ただし形容詞の「〜の(「〜な」に言い換え可能)」には、dn がある。
 dndh の代わりに置く感じで良いが、判らない時は省く。

 普通の形容詞語尾 -y もあって紛らわしいが、訳せば「〜の、〜な、〜い」辺りに落ち着くので心配は要らない。

 動詞の末尾に「〜の」を付けるのは、動詞単独では必ず連体形であるという目印。
 以下に動詞の語尾や助辞を表にしてみる:例 let 「読む(事)」

動詞助辞意味用法の説明
let 読むの〜(現在連体)
letdh. 読むの だ。(現在連体+断定=現在終止)
letn 読んだの〜(過去連体)
letndh.読んだの だ。(過去連体+断定=過去終止)
letxm.読むの だろう。
読むの だろう所の〜
(現在連体+推量・未来・仮定)※
letnxm.読んだの だろう。
読んだの だろう所の〜
(過去連体+推量)※
letdn読むの だろう所の〜(現在連体の強調)
letndn読んだの だろう所の〜(過去連体の強調)
 ※ xm には、連体形と終止形の区別が無い。

 論理的に let xm dn 〜 「読むだろうなる〜」などという形も認められるが希用。

 let dh. であれば、「読書だ」と「読むのだ」、どちらに読んでも概ね通じる。
 (こういうのを「さ変名詞」というらしい)
 区別の為に、動詞に付く dn を連体語尾として活用する動きもある。

sadh let se!
 本を 読むの しろ(読め)!
sadh let byn.
 本を 読むの いる(読んでいる)。

 これらの助動詞構文では、慣用的に dh を付けない。



nag jy kwk ma emtw ny dh.
 猫 と 鼠 は 仲間 じゃないの だ。
ynw ma knjy, nsah xyt wn xm.
 雨 が 降るので、傘を 使い−たいの だが…(貸して下さい)。
hy ma kn xm, kaf-waktw ma kf dh.
 風 が 来るの なら、器−作り人 が 喜ぶの だ。
by byt ma ty byt ke lyy dh.
 私−家 は 汝−家 より 大きいの だ。
xks ty yra ke cny ekwh pk xyt tnn dh.
 昨日に 汝−女 から 変な メシを 食わ−せ−られ−たの だ。
aw bwtn dh.
 もう 死んだの だ(死ぬかと思った)。

 接続詞は jy 一個のみで、横着な用法である。割切って読み分けて欲しい。

 仮定法は副文節に xm で〆るのが定着した。その前の jy を使っても通じるし、何も無くとも仮定で読む場合もある。要するに決まった形が無い。

 比較は日本語型、つまり形としては無い。「〜より」で表現する。

 助動詞も日本語型で、ややもするとズルズルと連なる事も多いが、つなげて書いてはいけない。何か変化がある場合は最後の要素だけが変化する。

 aw *** dh は古くからの慣用表現。こういうのもあるという一例。



 数字は、通常は算用数字で良いが:

ng myl dxng tgyx jg
 一 千 二百 三十 四

tg jy ng jg ng eg llg dx .......
 3.141592 .......

 十の桁 -yx 、百の桁 -ng にクセがある。小数は数の列挙。



lyy lt tn トルキィの速習は、これでオシマイ。
 結局は秘密言語のなれの果てですから。

trky plyy mm ma kamws stl dh.
stl ke lt jy, djafl-ejk ma pt tn arw dn ke dh.




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