英語講座?
Restudying English

目当て
Anna tower eight go owe, Hannah say mass car?
Oh, nip phone go muze cashe she neigh!

Dispela tok inglis i no stret, Yu mas mekim tok inglis stret.
Na, bilong wanem mi stap hap skin nating?

(Speak english rightly !!!)

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トク・ピシン(ニューギニア英語・当ページ下方)
 ※へてセト 70 号掲載記事※


foreigner favorites 大昔、外国人と思しき人物からの掲示板への書き込みがあった。
 英語である。ボクは…英語が判るでしょー、だからねーこちらからも英語で返信した訳。そしたら続いちゃって。
 やーもどかしい。言いたい事の半分も言えてねーのであった。ただし非英語話者同士の意志疎通の為の英語は、通常のそれよりもはるかに読みやすいのです実感として。
 つまり英語話さない人の英語は、英語話さない人に読みやすい。英語話す人のは妙に英語チックで困る(当たり前やん)という事。
 例:
1. I stayed at Tokyo. I ate SUSHI. It was very xxxxx!
2. SUSHI the something to eat I ate when I stayed at TOKYO is xxxxx!


 1が非英語話者、2が英語文化圏の人の書き方のマネ(つもり)。ま〜、上のはいわゆる中学生英語なんですよね。
 ま、ミ〜の英語は何つったって電気関係に偏ってるんですがねェ。しかしまァ、考えるにですね、とりあえずは中学生英語でもなんでも、通じてる訳ぢゃないっすか。
目当て 人工言語やら要らんよなー
と、痛切にしみじみと考えるのでした。(ワシが言うてどうする)
LANGVO ETITO NE ASVS VOLITO

 :) :D XD :-) :-D X-D 笑い | ;) ;-) ウィンク(以下、鼻付き略)
 :0 :O :o :() 驚き系 | :( :|| 不満 | :/ 懐疑 | :I ふーん、で?
 :S XS XO 困惑系 | :P アカンベ | lol (笑)ww | <3 「はぁと」らしい

 日本式でも (^_^;) の様に半角文字のみの構成なら判ってもらえるかも。

 日本人は英語が下手です。英語を書くに当たって、日本語で考えるからです。
 日本語と英語は大きく違います。

・日本語…「A=Bなり。」型自動詞言語
・英語…「AがBをCする。」型他動詞言語

 とでも分けられるかと考えられます。

 例えば I love You. の様な単純な文で説明可能です。
 英語では「私が汝を愛する。」…ワザと「〜が」としていますが、誰が何をどうするのか、という『行為』の説明です。責任者は Subject (主語)の『私』です。
 日本語の「アナタが好きです。」を分析すると、
You, in all of the world, are a favorite of mine.
「(誰あろう)アナタ=私のお気に入り(の内の1人)、なり。」という『状態』を説明してるのと同じです。しかもまるで自然現象の様な言い方(責任回避)。
 だいぶ違うでしょ?(「誰あろう(赤字部分)」は、「〜が」の事)
You are my loving. の方が近いかも※

 交通事故の表現の例:
I caused an accident. 「私は事故を起こした。」(「私」の責任)
 →日本語「車がぶつかった。」My car met an accident. (完全他人事)

 元発想がこんなに違うんだから、上手く行く訳がありません。だから日本語段階の発想を変えねば、英語の上達は見込めないのであります。

 簡単なコツがあります。「〜を」を入れる様に言ってみて下さい。「車をぶつけた。」
 自動詞「ぶつかった」が勝手に他動詞「ぶつけた」に変えられます。文法的に言うと、「〜を」が直接目的語を導き出すからです。たったこれだけで、自動詞・他動詞という言葉は判らなくても、より英語力が向上します。

 「〜を」で言う様に!

頭を洗う「頭を洗う」

 日本人が日本語で日本人相手に言う場合はこれで何も問題ありませんが、英語話者は混乱する場合があります。

私は私の頭を洗います」

 英語は典型的なローコンテクスト言語なので全部言わないと判りません。
(「頭を洗う」→「誰の頭を洗うの?」という感じ)
 日本語は逆に典型的なハイコンテクスト言語なので困りモノなのです。
(判らんとバカにされる文化)
 だから英語とか、言い易い様に代名詞が短いでしょうが。

 

 ちょいともう1ランク向上。完了形や受動態、be動詞やhave+過去分詞、とか呼ばれているモノです。(厳密に言うと進行形も)
 ここらは学校文法の話ですが、これらの be, have を本動詞と見る読み方・書き方に慣れましょう。もー何言ってるかワカラン?判れ。
 過去分詞は「〜された」、現在分詞は「〜してる」。それを持ってる、とか今そうしてる、とか言ってるだけだ、という事です。

 読解の方ですが…英語は読むのに多少の慣れとセンスが必要です。
 多くの印欧語は、語形の変化や屈折でその単語の現在の役割が見て取れますが、こと英語は単語の変化が無いに等しく、どこまでが主語なのか、どれが本動詞なのかを見分けにくい所に難があるのです。
 よって英語を読解する場合、最初に本動詞を見極める事が重要です。つまり自然にそれ以前が主語(節)という事になります。ちょっとした文も平気で名詞節になるのも問題ですが。

 SUSHI the something to eat I ate when I stayed at TOKYO is xxxxx!
 ↑本動詞は is 。つまり赤字部分全部が主語の名詞節。
 つまり SUSHI is XXXX! って言いたいのが本文で、その「SUSHI(本来の主語)」に余計な装飾がゴテゴテ付いて判りにくくなってるだけなんですよ。
 慣れねばならぬ事として、目的格の関係代名詞の省略、があります。特に会話調では頻繁にすっ飛ばされます。

 Something you looking for is in your mind.
 平〜気でこんな文章書いたりします。この場合、関係節の動詞が look for まで一まとめになってる点で悪質です。まるでドイツ語の分離動詞です。
※ちなみに、Somethingyou の間に関係代名詞が略されている※

 All you need is love.
 これが有名なフレーズやね。All you need 部分が関係文です。「全て・アナタが求めるの」とゆー感じ。日本語なら連体形表現ですね。(もー読者置いてけぼり)
※そしてそのまま主語節となる※

 学習法は、そういう仕組みがあるという事を覚えて、判ったフリをして多くの英語文献を読む。ワカランかったら、とにかく辞書を引く。他人に聞かない。
 この「他人に聞かない」というのが大事なんですよ。判らなかったら?だから、また判ったフリして先へ進のです。
 つまり「幼児の英語脳作り」に似た行為ですね。
(追記:加えて、いま自分が、何を判っていないのか、を判る訓練も必要です)


This is a pen.

 外国人はこれを「ゼセザペン」の様に発音するが、ちゃんと「ゼs、エz、ァ、ペン」と脳内で分けて聞く事が出来ますが、日本人は出来ません。
 なぜなら日本人にとっての音素・音節・シラブル・拍、の切れ目の最低単位が「かな文字」だから、いったん「ゼ」になると分けて聞く事が出来ないからです。
(研究中…)


追記・2016年
 「鯉 carp 」はなぜ carps ではないのか?
 多くの言語では単数複数を言い分けるモノ(英語等)が多数派らしいのですが、と言って必ずそうする訳ではありません。
 例えば「羊 sheep 」も単複同形ですが、「群れてるのが普通と思われる対象」は、もうメンドクサイから単複同形!って事なのでしょうか?兄弟言語のドイツ語でもそういうのがあります。あと、印欧語族の人は魚に関心が薄い気がしますし。
 ま〜つまりは、ジャイアンツ、タイガース、ドラゴンズ…と来て、カープ「す」ではないのはなぜ?という疑問から。

 「ピンクレディ Pink Lady 」はなぜ Ladies ではないのか?
 これは(多分後付けでしょうが)、お酒(カクテル)の名前からだそうです。
 なお、かつて存在した、歌って笑えるw自称()スーパーアイドルグループ「ちゃいるず」(萎)は、なぜ Children チルドレンでないのか、とゆーのもありますが、これは自分らのゲームのオープニングで「複数形を知らなかった」と告白しています。
 ぢゃ、ラッツ&スターは・・・「ネズミ共と、オレメイン(キリッ」て事…?

 Why try to change me now の訳について。
 とある世界的に有名な賞をもらった事になっている有名アーティストの楽曲の内の1つの題名です。その賞を授与するとの発表の直後にライブで演じたとか。
 さてこれがよく日本語で「なぜ今になって俺を変えようとするのか?」みたいな訳になされているのですが…何か違和感を覚えまして…
 その様な正式な文なら、 Why の後に、例えば do you などが(つまり主語が)無ければならないのでは、と考えたのであります。
 英語は基本的に単語が変化しないので、そういう語順等が大変重要な文法要素になります。そういう訳で、2つ目の tryto の付かない不定詞なのではないか、と。
 つまり try 以下は長い1個の名詞節?「いま私を変えようとする事」ではないかと。
 そうなってくると最初の Why も「なぜ」ではなく、「理由」という名詞(用法)なのではないかと考え至るのであります。「 Tell me why 『理由』を言って」の用法。
 全体で「いま(になって)私を変えようとする理由」という事になりはしないかと。

 How does it feel も怪しい… と、ちょっと考えましたが、こちらは上で問題にしていた主語である it が置かれてあるし…ま〜ワタシよ〜知らんし。


追記・2018年

There's nothing you can do that can't be done.

 多くの若人が引っ掛かってゐるのを鑑みて、いまっさら、解析してみようと思います。
 因みに、「びーとるず」の歌曲の内の一節です。 〽僕を叱ってー僕を叱ってー

 まず、ド直訳してみます:

 「為され得ない 汝 為し得る 『無』が ある。」 (゚∀゚ )
(中学英語的直訳では「アナタが出来る、不可能な、無がある」
 →転じて「アナタが出来ない事は無い」の様に読ませそう…)

 そもそも日本語では「『無』がある」みたいな言い方をしませんので、混乱に拍車が掛かります。しかもこれは歌の文句なので、切り方等で如何様にも読めそうです。

 例えば:

There's nothing. 「(それは)無い。」
You can do. 「汝は出来る。」
That can't be done. 「(それは)出来ない事。」

 …まで分けて、ちょいと並べ替えて:

 There's nothing that can't be done. You can do.
 「出来ん事は無ァい。君には出来ィる。」

 …と、ノーテンキに読む事も出来る、かも知れません。

 しかもそれは it's easy 「簡単」だそうで、その原動力は

All you need is love.
Love is all you need.


 だそうで、ハイ。(言葉で遊んでるな)


追記・2020年

Buffalo buffalo buffalo buffalo buffalo buffalo buffalo buffalo.

 英語は過去に一度、フランス系の王朝に乗っ取られた時に公用語から転落して、文法的な間違いを修正する者も居ない様な庶民言語に落ちぶれました(だっけ?)。
(だから現在多くの仏語が流入し、見た目では亜流仏語の体を晒し…)

 しかしむしろそういう環境が言語を洗練させます。欧州言語にありがちな格変化・人称変化・名詞の性等が吹っ飛んでしまいました。悪く言えばカタコトになりました。
 で、やっと本文。そういう経過が上の表題の様な珍妙な文章(バッファロー×8)を成立させてしまいます。一応、いちお〜ですが、英語として読めるのです。
(事前知識:
 buffalo 1・水牛の一種(単複同形も可) 2・地名 3・動詞「脅す」)

 とっとと答を言えば、

Buffalo buffalo / buffalo buffalo buffalo / buffalo / buffalo buffalo.
 主部 / 関係節 / 本動詞 / 目的語
(用語これで良かったっけ?)

 と分けられます(もうインチキくさい)。

・主部「バッファロー(の街の)バッファロー(複数)」
 これはどっちがどっちか判りませんが、そう読めます、てか読め。

・関係節「バッファロー(の街の)バッファロー(複数)が脅す」
主部に掛かります。目的格の関係代名詞は略せます。

・本動詞「脅す」
buffalo を複数扱いにすれば3単現のSは要りません。

・目的語「バッファロー(の街の)バッファロー(複数)を」

 よって、全体では
「バッファローの街のバッファローが脅す(してる)バッファローの街のバッファローが、
 バッファローの街のバッファローを脅す。」

 日本語としても十分に変ですので英語としても当然ダメダメなのでしょうが、読めてしまう事は事実です。


トク・ピシン Tok Pisin

 ピジン・クレオール言語というモノがあります。植民地、色んな所から掻き集められた労働者ら(互いに言葉が通じない風)が、白人のダンナの言葉を真似て覚えて共通語にした言語を「ピジン言語」と言います。
 それが子供の世代に伝わって母語化すると「クレオール言語」に昇格します。
(乱暴な説明)

コーナーとして独立→ トク・ピシン雑記

 パプアニューギニア(やバヌアツ等)ではなんと「公用語」になっています。
 これがまた面白くて…

Mi laikim yu tru.
我 好む 汝 真。( I like you true か?)

Mi wasim gras bilong het bilong mi.
我 洗う 髪(草)〜の 頭 〜の 我。
((私は私の)髪を洗う)

Wanpela sta i stap antap tru long het bilong mi.
1つの 星(動)ある 上 真 〜に 頭 〜の 我。
((私の)頭の真上に(1つの)星がある)

Bipo bipo tru God i mekim kamap skai na graun na olgeta samting i stap long en.
前 前 真 神(動)為す 出て来る 空 & 地 & 全ての モノ(動)有る 〜に その。
(大昔、神は天と地と、そこに居る全てのモノを有る様にした)

 こんな感じの言葉で、英語を知ってるなら、読むだけならけっこうすぐにイケるのではないか、内容が判るかはともかくとして(ダメぢゃん)

Ating dispela tokples i bai helpim yu inap wokim nupela tokples.
(This language may help you who are going to create a new language.)

 …と書いているつもり。(必死)

 ここで言いたいのは「人工言語を作るのに参考にならないでしょうか」という事で。
 ここで説明を〜とも思いましたが、すでに色んな所に記事が載ってますので、興味のおありの方は各自お調べになってはいかがですか?という無責任記事でした。
Sapos yu laik kisim dispela tokples, lukim long pawa bilong yu plis.
Mi no inap i stap tisa bilong yu.
(ムチャクチャ

Olgeta yumi i nidim i pasin laikim.
Pasin laikim i olgeta yumi i nidim.

(何かの歌詞の一部の思いつき)

 ピジン言語ならハイチ語(おフランス系)等が有名。
 ちなみに当方でもフランス語ピジン言語作ってた忘れてた。→こんなの
Ne savait pas, c'est en français.


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(c) PHALSAIL HeadQuarters