車検当日は、午前9時までに車を車検センターに持っていく必要があります。バタバタする中でも必要書類だけは確実に揃えなければなりません。最終チェックを怠らないよう気をつけます。
(井上)
私たちが入庫の際に書類の不備・又は諸費用の
確認などをお客さまと打ち合わせ致します。
この日も車検センターに着いたら、まず受付へと行きました。車検の予約をしていた旨伝え、必要書類を渡し、受付で確認してもらいます。すべて揃っていました。よし、これで終了・・・と思いきや、緊急連絡先を求められました。
これは実際に整備を進める中、見積りの際見つからなかった問題点が発見されることがあります。そのときに、このまま整備・修理も一緒に行い、車検を通すのか、オーナー自身に相談するために、緊急連絡先を控えておくのだそうです。合わせて不良個所が部品交換を伴う場合には車検センター常駐の部品担当今須賀さんが適宜価格を調べた上、作業工賃を含め電話連絡ができる様なシステムが出来ているから対応が正確で早いのです。
部品の事なら私にお任せください。
(部品担当今須賀)
確かに車を引き取りにいって、いきなり請求金額が跳ね上がっていたら困ります。問題が発生したらきちんとオーナーの意志を確認する。当たり前のことですが、とても大切なことです。私は連絡先として携帯電話の番号をお教えしました。
最後に、もしお時間に余裕があれば、との前置きで整備員による試乗への同乗を勧められました。これは整備の前に整備員が試乗をして車の状態を確かめます。
この際に、同乗することで、オーナーが日常感じている不具合(車の不調や異音)の原因の特定などに効果があるそうです。
今回私は時間もあったので、ここまでおつきあいさせていただきました。(同乗は5分程。お忙しい方はなかなかむずかしいかとは思いますが、勉強になります)
同乗も終わると、あとは終了予定の16:00頃、引き取りにくることになります。
「点検整備と作業風景」
快適に運行する為にはすべての機構が正常に機能してはじめて感じることであり、現在のクルマ社会(弱者=歩行者などと)での共存が出来て共に融合できるものと考えますが、これがステアリング装置・ブレーキ装置・あるいは直接事故につながる装置の不具合があれば、一転して凶器と化します。点検は人で言う健康診断です。定期的な診断が必要です。
● ブレーキ部分の点検整備・車検整備の中で
最も神経を使う重要部分である。
●ステアリング装置の入念な点検整備・整備機器
では測定の出来ない、人の感覚・フィーリング等
のきめ細かい点検によって少しの違和感も見逃し
ません
●点検により発見出来たエンジン管理の不良例
エンジンOILの交換は3000km〜5000km走行
が適当でしょう。(定期的なoil管理が必要)
●12ヶ月(貨物)又は24ヶ月(乗用)点検整備終了後
普段目にする事がない下部の点検が検査員の厳しい
チェックによりネジの緩み、経年劣化、その他不具合
箇所を見逃さない。
(スピード&ブレーキテスター) (サイドスリップテスター)
前後左右の制動力を測定 前車輪の横滑り量を1m/m単位で測定
●完成検査でスピードとブレーキ性能試験
車検では二重三重のチェックが行われ
万全な態勢です。
●灯火類の整備もおろそかに出来ません。
完成検査で更に測定と調整が行われます。
普段気にも留めないラジエターですがエンジンの冷却に不可欠な装置・ 内部にはLLC(防錆剤と不凍液)を注入してあります。写真は良い管理と そうでない場合の錆の発生状態を比較しもので、右はその冷却水の強 化剤。
「たよれる整備士たち」
ここで実際の整備担当者をご紹介いたします。
皆さんベテラン揃いで整備歴20年以上の方が大半でとても
信頼出来ました。
松永 川崎 上村 岡本
私たちが皆様のおクルマを担当いたします。常に「安全・快適」を心が
け環境への配慮も忘れず車社会の義務と責任を感じながら、地域社
会に貢献できる様、日夜努力しております。
どうぞよろしくお願い致します。
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