2月のおしゃべりインターネット句会(2/8更新)です。暦の上ではもう春ですね。世田谷ではもうすぐ羽根木公園辺りで梅が咲き始める頃です。まだまだ2月は寒の戻りの厳しい季節ですが、いつも通り5句選句をお願いします。
自分の句を選ばないようにご注意して下さい。句会に参加されている方は同じ句が含まれますがご注意下さい。
(インターネット句会と通信句会の併用中です。画面公開中にも更新される場合があります。随時メール箱にて投句されても選句されても可能です。一斉更新は毎月10日前後予定です。)
初声の響かず寂し日の出かな
初声に研ぎ澄まされる朝の空
自分へのバレンタインの褒美とす
ヤマバトの初声聞けば雲厚し
絵馬読みて合格願い文の宮
水仙の一輪ずつに膨らみし
ご無沙汰のハガキに一筆梅だより
一枝の野梅ほころび明るなる
小雪舞う庭のあおきのみずみずし
初暦ふた月分の繁忙期
地方紙に焼芋包むビルの谷
星空に朱の大本堂初詣
こころ新た掛ける場所替え初暦
教わりしふき味噌料理珍味なり
読み初の句集の厚き手に重し
初暦花マルで記す退職の日
読みかけて手紙の印初昔
寒風を押し返してみる初句会
障子より朝陽の野びし七草粥
浜辺にて若布拾へり波静か
誓い立て初暦にも背負わせる
蜜入りの林檎頬ばり産地見る
荒波や若布打ち上ぐ三浦海岸
煩悩をくすぐっている日向ぼこ
遺跡跡天地変わりし春が来た
白椿亭主となりし茶話の会
大寒の水よく上げえ薔薇真紅
新若布お湯をかけては青を食む
開いてすぐ鳴り出す踏切寒に入る
屠蘇袋静かに開けて邪気除ける
一枝の野梅ほころび明るなる
泣いて笑って過去消して行く鮟鱇鍋
女川にて採れし若布を頂きぬ
屋根雪の落ちて静けさ深まりぬ
冬銀河斗ふ世代と褒められて
年寄りと犬は仲良し冬日和
初暦人生七転び八起き
猫と夫嫌ふ編物夜の更けて
立ち合いに春一瞬の目のひかり
待春の器に満たす祝い酒
※インターネット句会随時更新に当たっての注意としては、お好きな時に投句選句出来ますが1ヶ月の内に投句5句以内、選句も5句以内とします。
※月末までに投句が無い場合は季節が過ぎると選句ページから省かせて頂きます。
結果ページが見れます。
★選句箱を選句用メールボックスに使用して送信下さい。
選句箱です。
go-ueno5@mx22.tiki.ne.jp
★通信句会やインターネット句会のメール箱を選句用に使用しても送信出来ます。
2014/2/9更新