おしゃべりHAIKUの会

3月のインターネット句会随時5句選句をお願いしました結果です。(4/12最終更新締め)
自選不可に御注意下さい。






三点

学び舎の雪解けを待つ風の詩

雲の端揺らしてよぎる春の鯉

ヤマバトの初声聞けば雲厚し

雪敷いて朽葉も枝もおもしろき


二点


レンガ病棟消えて冬木の空広し

 雪敷いて朽葉も枝もおもしろき

頬白の見ている竜の枝の先

六畳にはまり切れなく春障子

誓い立て初暦にも背負わせる


 
一点

大小の色も軽やか雛あられ

  春の雷グラスの氷カタと鳴る

紅梅の紡ぐ花の香ほのかなり

飯蛸の白さを月の影と見る

初雷の音に人なき運動場

もの焦げる匂ひに慌て雪の夜

こころ新た掛ける場所替え初暦

事々に空の事梅の事

誓い立て初暦にも背負わせる

たなごころ水の厳しく春浅し



俳句名人戦第九回・春の戦
今月の勝ち抜き句

学び舎の雪解けを待つ風の詩・・・・3点

雲の端揺らしてよぎる春の鯉・・・・3点

ヤマバトの初声聞けば雲厚し・・・・3点

雪敷いて朽葉も枝もおもしろき・・・・3点




今月はもう桜の散る頃です。先月の集計結果です。(2月~4月投句)


~~~今月の選評から~~~


雲の端揺らしてよぎる春の鯉

                        池か川を眺めているのでしょうが、空を映した水面の一瞬の動きを捉えたのが良い


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(細かい点多少間違いのある場合があります。大変申し訳ありません。この場にてお詫び致します。)
       
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2014/4/12更新