おしゃべりHAIKUの会

 4月のおしゃべりインターネット句会(4/12更新)です。桜の散る頃ですね。今月は更新が少々遅れましたことお詫び致します。これからは日ごとに温かくなり、爽やかな風がまちどおしい季節です。それでは、いつも通り5句選句をお願いします。自分の句を選ばないようにご注意下さい。
句会に参加されている方は同じ句が含まれますがご了承下さい。
(インターネット句会と通信句会の併用中です。画面公開中にも更新される場合があります。随時メール箱にて投句されても選句されても可能です。一斉更新は毎月10日前後予定です。)


一番に木の芽和え食み明るなり

さくら咲く本屋なくなる商店街

春の陽に甘えて伸ばす老いの脚

入学の待ちとおしさの準備なり

同胞を知らぬ若き等桜蘂降る

口遊み雨の街角柳の芽

ゆるやかな水面の桜花影に

椿落ち勿体なくも掃かわずに

花三分人肌ほどの風に添い

夜の更けて蛤水を吹き上げる

蛤を採りに潮干の朝早し

掻き寄すも蛤見えぬ潮干潟

青空に句読点を置く揚雲雀

蛤の殻に茶の濃く雀色

昨夜の雨しっとり芽吹く柳なり

たぎる湯に陽の波翳る白障子

朧夜の匂ひ漂ふ焼き鳥屋

同胞を知らぬ若き等桜蘂降る

朧なる月懸かるやも藁屋根に

ゆく花を惜しむ月かげ朧にて

満開の限りをつくす花の雨

蛤を炙る手元のもどかしき

冬の鳩病の窓に戯れり

危うきも病癒えつつ雪つもる

蛤の殻に茶の濃く雀色

桜咲く本屋なくなる商店街

恋心淡く抱けば朧月

梅聞くも雲低くあり退院日

桃花挿し暫しのお茶を楽しまん

春晴れて富士が見えると小鳥云う

暗渠より出て早春の水迅し

早春のきりんの黒き舌からむ

同胞を知らぬ若き等桜蘂降る

目黒川傘に満開花の雨

喪帰りの友の加わる花筏

花筏雨に降られて岩の停まり

  (選句には5句○を付け選句。内1句特選◎に選評をお書き下さい。集計は月末〆。)



※インターネット句会随時更新に当たっての注意としては、お好きな時に投句選句出来ますが1ヶ月の内に投句5句以内、選句も5句以内とします。



       ※月末までに投句が無い場合は季節が過ぎると選句ページから省かせて頂きます。

結果ページが見れます。

★選句箱を選句用メールボックスに使用して送信下さい。

選句箱です。

go-ueno5@mx22.tiki.ne.jp

★通信句会やインターネット句会のメール箱を選句用に使用しても送信出来ます。

2014/4/12更新