インターネット句会集計結果

４月のインターネット句会春の線、随時５句選句をお願いしました結果です。(５/１０最終更新締め)
自選不可に御注意下さい。

三点

学び舎の雪解けを待つ風の詩

雲の端揺らしてよぎる春の鯉

ヤマバトの初声聞けば雲厚し

雪敷いて朽葉も枝もおもしろき

二点

ゆく花を惜しむ月かげ朧にて

青空に句読点を置く揚雲雀

先賢の歌口ずさむ花の滝

奥多摩の瀬音高鳴る春深し

昨夜の雨しっとり芽吹く柳なり

一点

ゆるやかな水面の桜花影に

目黒川傘に満開花の雨

桜咲く本屋なくなる商店街

あちこちの見れば薺の花白し

小次郎の剣も見事に燕舞ふ

椿落ち勿体なくも掃かわずに

カステラも桜色なり目黒川

この路や桜をくぐり青葉まで

風光る町へサーファー海帰り

電車待つ無人のホーム初燕

恋心淡く抱けば朧月

春晴れて富士が見えると小鳥云う

暗渠より出て早春の水迅し

喪帰りの友の加わる花筏

俳句名人戦２０１４年・春の戦
今月の勝ち抜き句

学び舎の雪解けを待つ風の詩・・・・３点

雲の端揺らしてよぎる春の鯉・・・・３点

ヤマバトの初声聞けば雲厚し・・・・３点

雪敷いて朽葉も枝もおもしろき・・・・３点

今月は先月の３点句に勝ち抜かれてしまいました。とうとう来月からは長い夏ですね。（２月～４月投句）

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　下五の小鳥との意表が中々奇抜で面白い作品に仕上ったか佳句である。

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（細かい点多少間違いのある場合があります。大変申し訳ありません。この場にてお詫び致します。）
　　　　　　　
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２０１４/５/１０更新