緑がまばゆい 夏の平尾台

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 2004年7月1日晴天。珍しく早朝5時30分に起床し愛犬「ポチャコ」の散歩に行った。 前日まで苅田港へチヌ釣りに行くか平尾台に行こうか迷っていたが、モウセンゴケの記事を 五十嵐さんの掲示板で見て平尾台に決めた。

 目的がいっぱいあった。広谷のノハナショウブ撮影、野鳥撮影、山野草の花撮影、水晶探し、 おもしろピナクル探し、それに見つけられたらラッキーのモウセンゴケ撮影である。
花の撮影がマクロ撮影、野鳥の撮影が望遠撮影となるのでレンズの脱着で手間取り野鳥は よい写真がとれなかったが、カッコウとウグイスの鳴声を度々聞くことができた。

                       
8時過ぎ茶ヶ床園地の駐車場に到着する。
車のドアを開けると、カッコーとウグイスが美しい
鳴声で迎えてくれた。
身支度を済ませ、桜の木のアーチを抜けて一路
広谷湿原へ出発する。
その桜の木を過ぎてすぐに第一号の花
ムラサキツメクサを発見する。
坂道になった。少し急になったので立ち止まり
正面を見ると、あれれこれは「ネバーエンディング
ストーリー」のロックバイターではないか!
少し進むと木陰に「ムーミン岩」のお二人さん
がいた。どこにあるか場所も知らなかったが簡単
に見つける事ができた。
実物を見るのは初めてです。
坂道を上りきったところで二つ目の花を
見つけた。ツリガネニンジン。
今度は、道端のいたるところに野いちごが実る。
広谷湿原入口の標識から右へ下る。
途中、紫の花影を見ながら木道まで進む。
ノハナショウブである。
園芸品種のハナショウブはこの花を改良したもの
で、自生地は九州では平尾台など数ヶ所だけに
なったそうです。
花の紫色が緑のじゅうたんに映えます。
オカトラノオも湿原にたくさん咲いていました。
また、この後行った湿原以外でも多く見ま
した。
花ではありませんが、これも湿原の中に多く
見かけます。
こんなのもあります。
名前がわからないのでこれ、あれの多い事。
枯れているもの。アザミでしょうか。
ついにでました。モウセンゴケ!
ありそうな所でシャッターをきり拡大したもので
す。湿原内には入れないのでこれが精一杯。
肉眼ではわかりませんでした。
広谷を後にして車道に向かう途中カキラン
を見つけました。ピークは過ぎている様です。
車道に戻り、左手に赤い花を見つける。
ヤマツツジが土手のあちこちに咲いていた。
石灰岩を嫌う代表的な植物ですが・・・。
同じ土手にサルトリイバラの実。秋には
真っ赤になるでしょう。
NTTの中継塔に向かっています。
広谷を一望していると右手にカワラナデシコを
発見。ちょっとやぶれているのが残念です。
さらに少し歩くと、すぐ道脇にノハナショウブの
紫色を見つける。足元に気を付け入ってみると
ここも水が流れていて、モウセンゴケがあるで
はないか。しかもすぐ足元に。
肉眼でもはっきり確認できます。
モウセンゴケに別れを告げ、車道を先に進むこと
数歩。今度はコマツナギを見つける。
左の土手には栗の実。
こんな花も見かけた。
こちらの高い塔が九電の無線中継所。
そして奥の塔がNTTの無線中継所。


茶ヶ床園地から途中広谷湿原に寄り、NTT中継塔までのみちのりでした。
さらにこれから 水晶山を目指し次に進みます。



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