工房のお話
その6・工房の現在の設備について
現在の工房は、元は磨き丸太の加工兼作業倉庫でした。
敷地は、元は20年生くらいの ひのき林で
私がこの地を 初めて訪れたころ(2006年現在で 37,8年前)は
梅雨になると ささゆりの花が咲いていたのを
今も昨日のように憶えています。
ひのきの林を伐採して 敷地を作るために
石垣を築いて 整地したのですが
最初の工事が悪く 一度崩れて 修復をしたので
少し石垣がゆがんでいますが
もう30年以上になるので 地盤は固まっています。
整地をすませて 約1年くらいは
トタンで作った 簡単な車庫を建てていました。
石垣を築いた その年の夏に
山で 倉庫を建てるのに必要な材料を伐採して
山で 木の皮をむいて乾燥
山で 冬に採寸して 玉切りして
4.5Hp(馬力)の ガソリンエンジンの 動力運搬車で
山から搬出して
森林組合の製材所で 賃挽き(ちんびき)加工してもらった材で
大工さんにお願いして 倉庫を建てていただきました。
土かべの部屋です。 |
よろい戸 つっかえ棒で支えて開けます。 |
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