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ラングォ・コモーノ

こんな言葉、急に覚えろってのが変じゃない?
 ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
目当て ラングォ・コモーノ(略称 L.C )は、魔物の言語という設定で作られましたが、一般用途にも使う場面も。正式名称は Languo Comono (ラングォ コモーノ)。
 なお、ラテン系と言いたいなら LINGVO... (リングォ…)では?とお思いでしょうが、最初ちょっと勘違いをしていてこうなりました。

 もちろん、世界共通語にして下さるというのなら、やぶさかではありません。しかし言語の性質(形態)上、「冗談」としか思ってもらえないでしょう。

※実の所、『人工言語』という括りで見ると、落第ではないか?自然言語指向が強いからです。
 まぁラテン語を人工的に劣化させた(つもり)だと思えば良いのかも知れません。
 何やら面白がって下さる方々がおられるみたいですが、人工言語「ごっこ」(補助語=母語たり得ないモノ)として考えるのであれば、この程度が良いのかも。
 他者の書く文章に触発されて、改良も進みます。(単語が漸増したり…)


概要

 原形を探ると、意外と古くから研究されていた様です。
 特にラテン語は欧米文化の基礎なので研究して、その内にそのままズルズルとラテン系の(スペイン語の方言の様な)言語が出来上がりました。
 ただし当初は名詞の性別や活用の複雑で、単語も幾つあるのか定かではありませんでした。現在のモノは整理し直して単語数を押さえられています。

 一時期エスペラントを参考にした時期がありましたので、人称代名詞の有り様、動詞の変化形などはソックリに見えます。しかし何となくズレている所もありますが、やはり勘違いからです。
 また、修飾語の位置や活用の継承などは、エス文と相違があります。

 上記の如く複雑になり過ぎていったんはお蔵入りとなりましたが、とある架空話の魔法用語としてまず復活しました。

【元素】
 Geo 地( ゲーオ ) Udo 水( ウード )
 Puro 火( プーロ ) Uento 風( ウェント )

【操作】
 Comono 普通( コモーノ ) Esituo 放出( エスィートゥオ )
 Contuo 反対( コントゥオ ) Supero 超越( スペーロ )

 Puro Comono! で「普通の炎」、Puro Supero! で「強火」…の様な具合です。
Puro Esituo! 「火炎放射」 / Puro Contuo! 「冷気」)
 さてそうなると、元々言語として作られていたモノなので、異界の言語という位置付けに収まるのも自然な成り行きでした。
 ただし魔物の言語?魔物は一様ではない、会話能力に優劣がある、話すより行動を優先するのも居よう、という事で、低能でも話せる様にと単純化されて今に至ります。


全般

 a b c d e f g i l m n o p r s t u z の文字を使用します。欠けている文字( h, j など)も、固有名詞においては使用出来ます。u を大文字では V とするのが一般的です。
 一字一音のローマ字読みです。c, g をサ行やジャ行に読む事はありません。
 最後から二番目の音節を強く長く、実の所イタリア人にでもなったつもりで読めば正解でしょう。ただし、だいぶ日本人(開音節語話者)に優しい音韻に変化しています。
 (母音の前の i, u の扱い(半母音?)は微妙である)
 擬音等の末尾に母音無しの g を置く事がありますが、その場合は喉の奥を擦る h 音です。
(うがいの時の「ゴオオオ…」の清音風)

 英語順が基準です(比較的自由)。用意された単語を中心に文を作ります。
 例えば「こんな言語で好きな事が言えるかバカ!」だったら、
 →「私 否 得る 言う事 事々を (関対) 私 欲する で 言語 この、不要物!」
 → Mi ne pouus logure aroin cuon mi uolus en languo to, panso!
  ミ ネ ポーウス ログーレ アーロイン クォン ミ ウォールス エン ラングォ ト、パンソ!

 動詞は、直接目的語の有無で一つの動詞を他動詞と自動詞に読み分けます(単語の節約)。

 適合する単語を選定するのに労苦が伴うかも知れません。例文に沿えば、「好きな」は「欲する」に置換えてますし、「バカ」は単に「不要物」と言われています。
 建て前としてラテン系の単語は、形を適合させれば使える事にはなっていますが、出来るだけ用意されたモノから選んで下さい。
 語根の組合わせで積極的に新たな単語を作る事も出来ますが、程々に。
 femetamofem-et-am-o →女+指小+好む+名詞=少女好き、とか。
(実際は femetan amuntalo (対格+現在能動分詞)な言い方を推奨)

 基本的に単語の変形は規則的ですが、一部の代名詞や動詞 git- 「移動する」などに不規則形が見られます。→ Ii! 「イー(行け)!」
 基本形容詞の比較級・最上級は、まるで不規則ですが、例えば maiuo, miniuo 「より大きい・より小さい」の様な、かえってよく見かける表現が多いので、あえて採用致しました。
 ※英語の「メジャー・マイナー」に当たる。
 近年、懐古趣味から女性形や動詞の人称活用(曲用)が解禁されました。ただし強制ではなく好みによります。

【改善案(やや実現したモノ)】
・一人称(特に現在形)語尾として、長い -ooamoo 我、愛する・アクセントも移る)
・独立属格形「〜のモノ」を普通の属格「〜の」に使っても良い( mio, dio 等)
e 〜である(コプラ繁辞・不変化存在詞・否定形は ne
con, don による副詞節(自然発生的?)
・「主語+過去分詞」の曲芸訳(他動詞なら受動態・自動詞では完了形)
・派生語尾の充実( ed-abilo 食える(モノ)、 ed-ise-us 可食化する、 ed-itio 摂取)
・形容詞語尾 -al による部分名詞「 dati me udalon. 幾らかの水をくれ。」
・古風な動詞派生形、能動分詞、受動分詞、接続法、等(かなり限定的な認可)
・否定 ne の母音初め語の合体形( n'abus 持たぬ、 n'uolus 欲さぬ、 n'asus あらぬ)等
・三単元の -s 抜き。( asusasu 等)
・慣用句「 logunto (いわゆる、呼ばれる)」、三人称複数形から。
・動詞不定形による仮定・願望表現。

【その他の復活・改良候補(精査中)】
・古風な「つられ格変化」 gitimo dome mie. (修飾語も格変化させる)
・繁辞の不規則変化 son, es, e(st), somo, sunto / fu 〜だった(不変化・大変悪趣味)
as-動詞による繁辞(補語は主格になる)→つまり、ごく普通の繁辞化
・頻出語( asus, abus 等)の「お手軽」化
asis, asus, asasis, us, as / abis, abus, abasai, au, aa 等)
・従格、具格、処格(〜から、で、によって)に相当する名詞格変化語尾 -en, -ein
・属格(〜の)に相当する名詞格変化語尾 -oi, -orum, -ai, -arum
・抽象名詞(形の無いモノ)の女性化→「 ama 愛」「 bona 善」「 uenta 雰囲気」、等
・「 i 〜から」による属性表現(英語の belong to ... の様な)
・「 sur + uiu = suruiu- 生き残る」の様な、よく見たら普通の合成語。
・「 tempai 準備(完了)」の様な、よく見たら俗語。( tempo 「時」からの類推?)

 →Ne pouum logure aroin cuon uolum languen to, es panso!
 ネ ポーウム ログーレ アーロイン クォン ウォールム ラングェン ト、エス パンソ!(エセ古典語)

 特に「独立属格形を普通の属格に使う」は、判り易く有用な様です。
(ただし会話調では、軽〜い mi, di が捨て難くもあります)


例文

Mi logas de, languo to asis facito i cuo.
 ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
INDENTO "Languo Comono" asis facito puo deueloi logure.
Deueloi mauto etis i terro Europo, a languo to asis facito i languo Latino.
A, sono languo to asis mutito ite cuo omoi Iapono pouus logure ton nere. A, uisero to asus miniue.
En tempo nero, nuo asus mutido uocoin languo to mautiue. Languo to asus facito languon ito comono. A, nuo logus ton "Languo Comono".


 『我言わむ汝へ、何よりこの言語が作られしか。』
 「ラングォ・コモーノ」は魔物たちが話す(事の)為に作られた。
 魔物たちの多くは欧州域から来た、よってその言語はラテン語から作られた。
 そして、その言語の音韻は日本人がそれを簡単に話し得る様に変えられた。而して、その中身はより弱くなった。
 最近に於いて、我々はその言語の単語をより多くに変えている。この言語は普通言語の様に作られている。よって「ラングォ・コモーノ(普通の言語)」と呼ぶ。


何でこうなるのよぅ!
 ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

   ___∧____
   何ででも、だ。(脱げッ!)

 L.C 生活雑記

Guation! ごきげんよう。ありがとう。
Sanon! ごきげんよう。
Re-uidimo. さようなら(また会おう)。
Utas min! ごめんなさい(通したまえ)。

Edimo ose! 外へ出ましょう!
Cuon nuo facas? 何しましょう?
Mi facas panon. 食料を作ろう。
Mi edas languon. 言葉を覚えるわ。
Mi guatius-ppa. 寝ててカッパ。

Mi facas cuon puo domure terre omo? 人間界へ帰るには何をすれば?
Caro omo uiuido ne pouus uture limon talo. ナマの人間の肉体はあの障壁を通れんわ。
Caro boneta uiuida...(barito) ナマの美少女のカダラ…(ぶたれた)
ASU ITE CVO, FEMETA? ごきげんいかが、をぢゃうさん?
A? mi ne pouus uidure cuon to logus. あ゛?コイツの言う事ワカラン。
To logus Languon Anticuo. 彼は古典語を話してるの。
GITAS ME, DATAS ME SANON DI, MVTAM DIN DEVELE!
寄りて、我へ汝が血を与ふべし、我が汝を魔物としてあげやう!
Ne pouus! baron puro, edi! 出来るかッ!炎の棒、食らえッ!
DoGgeEe! RE-ETAM! どっげぇー、アイシャルリターン!
Ottima! a di ne edas cicimon to uoce subo di-ppa?
素晴らしい!で、このキュウリをXXXで食わんかッパァ?
Ne logi cuon nuo ne pouus muture langue Iapono. 訳せん事を言うな。
Ne faci! やめろー!
taubido caron. 肉つねり。
Mi facas bone. ちゃんとやります。
N'uoli me tolure! 私に触れるな!


関連項目

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Con di ne abas amon en coro di, logo di ne gitas don coron adalo.
心に愛を持たぬならば、汝の言葉は相手の心へ入らない(だろう)。

 この「ラングォ・コモーノ」は書きかけの項目です。
 
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