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Dispela pes i stori long Tok Pisin

なう み ばい すたっぷ
てぃさ びろン ゆ!
はりんみ とぅる!
 ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
mak【トク・ピシン雑記】

 トク・ピシン語(ネオメラネシア語)という言語の存在は以前から知っていましたが、全容を知り得る様になったのはネット時代からです。
 そもそも人工言語を作ろうか等という野望を持つ者なら、いつかはぶつかりそうな案件です。そうでない人はぶつかって下さい。
 そういう訳で、人工言語作りの性として、もう一つ突っ込んでみています。

 一応解説:パプアニューギニア近辺で使われている、本来は植民地で掻き集められた現地人(互いに言葉が通じない)が白人のダンナの言葉(一応判る)を真似たリングァフランカ(共通語)的ブロークン英語だったモノがそのままクレオール(母語)化して、遂には国家の公用語の1つにまでなってしまったという不思議言語です。
 例に漏れず文法は単純化簡素化しており、英語を知っている者にとっては相当にとっつきやすいのですが、
(誰も言わないけども)

逆に簡単過ぎて判らない
Dispela tokples i isi tasol i no isi long save.

…様な事が少なくない等。
 実際、幼児の言葉(語弊があります)の様に…全ての単語の意味が判っているのに「文」として読めない現象。細かい事を言うのに苛烈な技量が必要だったりします。

Tok ples olsem i klia 30 pesen...
Tasol, dispela i gut!!
mak逐語訳は諦めろ!!
(意訳)

グーグル翻訳も出来ましたが、
何だか英語に寄り添った感じです。
stopim とか kontaktim といった
マンマな単語が出易いとか、
関係代名詞を使いたがる、等。
(私見)


重くなったので、一部移転しました。

Mipela i wokim nupela pes bilong raitim moa.

トク・ピシン2 /
Tok Pisin 2


LUKAUT !! 注意事項

ここではよく見られる一般的会話フレーズ
「こんにちは」
「ありがとう」
「○○はどこですか」
…等を扱っていません。
でも一応…

Monin! / Apinun!
Tenkyu!
*** i stap we?

や、ほら、見りゃ判るし。

Mi laikim yu tru!


文例・聖書「創世記」 Buk stat

※聖書には著作権は無いと判断し、さる場所より(自訳も同様になろうと)引用し、訳を加えてみました・また、言語学界では「お約束」です※

Stori bilong God i mekim kamap olgeta samting
お話 〜の 神(動)為す 出て来る 全ての モノ

Bipo bipo tru God i mekim kamap skai na graun na olgeta samting i stap long en.
前 前 真 神(動)為す 出て来る 空 & 地 & 全ての モノ(動)有る(斜)その。
Tasol graun i no bin i stap olsem yumi save lukim nau.
しかし 地(動)否 だった(動)有る 様に 皆 (知ってて)出来る 見る 今。
Nogat. Em i stap nating na i narakain tru.
不諾。 其(動)有る 虚しい & 奇妙 真。
Tudak i karamapim bikpela wara na spirit bilong God i go i kam antap long en.
暗黒(動)包む 大きい 水 & 魂 〜の 神(動)行く(動)来る 〜の上(斜)その。
Na God i tok olsem, "Lait i mas kamap." Orait lait i kamap.
而 神(動)言う 様に、「光(動)べし 出て来る」 そうして 光(動)出て来る。
God i lukim lait i gutpela, na em i amamas.
神(動)見る 光(動)良い、 而 彼(動)快い。
Na em i brukim tudak na tulait.
而 彼(動)割る 暗黒 & 光明。
Tulait em i kolim "De", na tudak em i kolim "Nait".
光明 彼(動)呼ぶ「昼」、而 暗黒 彼(動)呼ぶ「夜」。
Nait i go pinis na moning i kamap.
夜(動)行く 終える & 朝(動)出て来る。
Em i de namba wan.
其(動)日 第 1。

神の、全てのモノを有る様にする話

真に大昔、神は空と地と、そこにある全てのモノを有る様にした。
しかし地は今皆(汝や我)が見る事が出来る様ではなかった。
よろしくない。事も無く、真に奇妙。
大きい水(海)を暗黒が包み、その上を神の霊が行き来する。
そこで神が「光出るべし」と言った。そうして光は出て来た。
神は良い光だと見た。そして彼は満足した。
そして彼は暗黒と光明を分けた。
光明を彼は「昼」と呼び、暗黒を彼は「夜」と呼んだ。
夜が立ち去って、朝が来た。
それが第1日である。

・(動)=動詞マーカー imi. yu 以外で、次は動詞だよという印)
 また繁辞(〜である)にもなる。(繁)とする。
・(斜)= long は「斜格」、「〜で・へ・に・から」等
・(複)= ol を前置して「複数」を表す。

・「 bipo = before 過去」らしい。畳語(むかしむかし等)で強調。
mekim は「する・作る・為す」という全般語で、「〜させる」とも読める?
save は「知(って)る」だが、「出来る」という助動詞にもなる。
 (意味的に現在形の強調や意欲にも)
Nogat 一言で拒否・否定を表す。
nating は「普通・平凡」から「虚しい(何も無い)」まで広い意味。
・「 namba wan 」的な表現もよく見かけるが、正式用法である。

Mipela i bin no wokim dispela tokples.
Em i kamap long laik bilong em yet.
God i bin wokim dispela tokples mipela i tokim!!


キリッ!!


文法概要

Gramatika, mi skelim dispela tokples na i kisim toksave em.

◆単語は、さしあたって2〜300も覚えれば充分かと。英語からの類推がストレートだからです。
(難しい専門用語は英語そのままだったり)
ただし kamap / come up の様な、元が複数単語等の例も多く、若干の混乱含みとなります。
(音韻の変形にも特有のクセがありますが日本語話者には比較的優しいかも)

若干、固有語もチラホラ出現します、ね。
kaikai = 食べ物・食べる
amamas = 気分良い
malolo = 休み(む) …等々

ピジン言語特有の、思いも寄らぬ多義語化にも振り回されます。
(「 taim 時・天気」とか)

◆3人称が特徴的で、「彼・彼女・それ・あれ・これ…」全部まとめて1語 em です。
(複数は ol 、複数マーカーでもある)

別の似た単語に en があります。
en は「話題になってるそれそのモノ(自身)」?

1・Dispela man i helpim dispela man.
2・Dispela man i helpim em.
3・Dispela man i helpim en.

「この人はこの人を助ける」で、
2「別の『彼』かも?」
3「彼自身」
ぐらいの違いがあるとか?
(研究不足)

as bilong en
 基本 〜の それ
→「それ自身の元ネタ=由来、言い訳」

ol tok bilong en
 (複)言葉 〜の それ
→「それ自身の為の言葉=セリフ」

 …こういう用法もある様で。
参考までに。

i で始まる動詞文は人称がアヤフヤ(一般?)な感じがします。

◆冠詞はありません。
基本は英語ですので「ある人」は
「1人の人 wanpela man 」で通します。

I no gat wanpela man.
(動)否 得る 1つの 人。

「ひとりの人が居ない」ですが、
「ひとりの人居ない=誰も居ない」
と読む事もあります。

◆受動態がありません。
「彼はコロされた」は「○○(犯人)が彼をコロした」と言い換えます。
自動詞での受動態用法はあるような気がします。
(日本語の様に)

wanpela ka i bruk
 壊れた車(自動詞・他人事)
wanpela ka mi brukim
 (私が)壊した車(他動詞・犯人明確)

たまに em が関係詞の様な振舞いをしてる風ではあります。

wanpela ka em i bruk
 車、それ壊れてる(自動詞・犯人不問)
→「壊れてる車」(状況説明)

この時 i brukim (他動詞)として
「誰かが壊した」的な読み方も出来そうで?

◆関係節に特別な形が無く、素で割り込みます
(主格でも)。

Dispela man i raitim narakain ol stori.
 この 男(動)書く 奇妙な(複)お話。

・「奇妙な話を書くこの男。」
・「この男は奇妙な話を書きます(した)。」

…と2通りに読めます。
(日本語の終止連体区別無しに近い?)

英語話者は普通?の関係代名詞を入れたがる様です。(私見)

Dispela pes, wanpela man husat i no save gut long tokples, i raitim.
 この ページ、1個 男 (関)(動)否 知る よく(斜)言語、(動)書く。
Olsem na, yu no ken bilipim isi dispela toktok, plis.
だから、 汝 否 能う 信じる 易く 此 言言、 願う。
「このページは、とある自称言語学者(よく知らん人)によって書かれています。
だから、簡単に信じないでね

なお目的格の関係節は英語風で平常運転です。

Dispela stori mi raitim.
 この お話 我 書く
「私が書いたこの話(記事)」

◆前置詞は「 bilong 〜の」「 long 斜格一般(に・で・から・へ…)」
対象語(要素)の直前で、意味は周りで判断します。
動詞に付いて「〜の為の・に」の様なふるまいもします。

実文ではなぜか切れ目をあまりコンマ等で区切ったりしません。
(気合で読む・息継ぎも文法要素・「ぎなた読み」注意)
例えば Tulait em i kolim "De". 「光明(引用)彼は『昼』の如く呼ぶ」の様に、途中に代名詞や i が現われたら注意とか。

また明確に場所に言及している場合に
long を略す傾向があるようです。

Mi go long skul.
 我 行く  学校。

 こういう場合とか。

ien をくっつけて書く例もある模様。
(現地の看板の写真など参照)

◆妙な副詞的なモノ:

taim 〜の時」
wantaim 〜と共に」
wanwan 個々」
wantu さっさと」
pastaim まず」
nambawan 最も」
yet 自身」
orait そして次に」
isi isi 気楽に・ゆっくり」
hevi 重く・きつく」
stret 真っ直ぐ・正しく・直に」
Ating man i kirap nogut 意外に」※調査中


その他

 とりあえず有名なセリフを訳してみる。

Ol tok bilong en
それそのモノの言葉(複数)


Em i bin lusim wanpela laip tasol,
彼(動)〜した 捨てる 1個(の)命 ただ、
Em i gat bodi i no save dai,
彼(動)持つ 身体(動)否 知る タヒ、
Em i brukim ol robot nogut i wokim long ain,
彼(動)壊す ロボット 悪い(動)働く(斜)鉄、
Sapos "Kyashaan" i no bai mekim em,
もし 『キャシャーン』(動)否 〜だろう 為す それ、
husat i bai mekim em!?
誰(動)〜だろう 為す それ?

たった一つの命を捨てて
生まれかわった不死身の身体
鉄の悪魔を砕いて叩く
キャシャーンがやらねば誰がやる

過去・完了の bin 、未来・推量の bai は、要らん時は徹底的に略される
(しかもどこに割り込むか不明)
ロボットは素直に訳した i wokim long ain で「鉄で作られた」らしい
nogutnogutpela か、どちらが良いのか、ちょいと不明。
 ↓
nogut を名詞読みして「『悪者』が作った」と関係節読み出来るかも?


Long nem bilong mun --- YU BAGARAP !!!
(斜)名前 〜の 月 ‐‐‐ 汝 壊れる!!
(月に代わってェ… おッ仕置きよッ!)

しつこいうさぎ年
しつこいうさぎ年 音の響きは
「ろ ねむ びろむん・・・
ゆ ば〜がらっぷ!」

 セリフは短く簡潔に力強く印象深く。
その為にやや破格というか、後半が独立した自動詞構成となっている。
直訳ではサマにならないので
「月の名に於いて‐‐‐汝滅せよ!」
という風に言わせている。
(「私が災いを与える」系ではない)
(途中の息止めも文法要素である)

-ng の音が言い難いセリフでもある
(日本語話者的には)
※日本語での「ん」は次に来る
子音で音色が自動的に変わる為※

 馬鹿な事をしてる様ですが、一応そこまで考えて書いてゐます(キリッ
Mi no laik mekim yu i belhat.

上図はウサギ年の年賀状図案でした。
Antap piksa "Tok amamas bilong nupela yia, long yia bilong rabbit".


Heven i kolim, graun i kolim, ol i kolim,
天(動)呼ぶ、 地(動)呼ぶ、 皆(動)呼ぶ、
Em i kolim long mi olsem,
其(動)呼ぶ(斜)我 様に、
"Yu mas rausim ol man nogut".
『汝 〜べし 駆除する (複)男 否‐良い』。
Harim tru, yupela nogut!
聞く 真、汝ら 否‐良い!
Mi i solija bilong stretpela pasin!
我(繁)兵士 〜の 正しい 方法!
Raida bilong maski "Stronger" !!!
ライダー 〜の 仮面 『ストロンガー』!!

天が呼ぶ、地が呼ぶ、人が呼ぶ、
悪を倒せと俺を呼ぶ!
聞け悪人ども!
俺は正義の戦士!
仮面ライダーストロンガー!

本来なら「天が呼ぶ(自動詞)」なら Heven i singaut あたりかもだが、単語が冗長であり、「俺を」を略した状態(他動詞)のつもりなので -im 付きという事で。
Harim trutru は「ちゃんと聞けよ」的要素である多分。
(繁)は繁辞、英語の Be 動詞。
固有名詞は起源は英語でも開き直るしか無い。


Sapos yu kisim i dai,
もし 汝 受ける(動)タヒぬ、
i no stap man i bai kisim bodi en.
(動)否 居る 人(動)〜だろう 受ける 身体 その。

タヒして屍拾う者無し。

ol i no kisim bodi en. みんなその身体を拾わない」でもいいかもだが、「拾う人」そのモノが最初から存在しないというニュアンスが出ないかと思い、こうした。
あと「 kisim 受ける・拾う」を何気に対句にしている。


 ※以下 トク・ピシン2 に移転※

Mipela i wokim nupela pes bilong raitim moa.


関連項目

Mi raitim nau.

サイトホーム 言語ホーム ReadMe 人工言語 トク・ピシン2 履歴転進

この「トク・ピシン」はずっと書きかけの項目です。

makOl manmeri i laik ritim websait bilong mi, ol tasol i save ritim.

makSapos mi mekim ol wok bilong mi hevi tru, i no gat wanpela man i lukim en.
Wantok i no laikim profet bilong en.

 

 

 
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