まえのページ

寝床(ねどこ)という名のついた磯場の
8番の裏側のポイントへ
船頭さんが 下ろしてくれました。
ライフジャケットや磯靴も
釣具店の大将から拝借してきました。
釣竿は 班長の大原さんからお借りした
大切にしている竿です。
リールも 杓(しゃく)も バッカンも 手袋も
何もかもお借りした道具で 初めての磯釣りです。

5.3メーター、2号の磯竿に、3000番のリールに
4号の道糸(みちいと)を、200メーター巻いて、
ウキは 極小のセルロイドのピンポン玉に 足がついたウキ
(B程度のガン玉おもりの浮力)で
3ヒロのウキ下を取った仕掛けです。

丁度 引き潮ですが、あまり潮は早くありません。
丁度、小さな湾どになった釣り場で
流していくと、ウキが止まるところがあります。
昼過ぎ 1時ころまで一生懸命釣りをして
アイゴ という魚が1匹か2匹
(多分1匹だったと思います)釣れました。

 
97/09/23
めでたく タイが釣れました。
釣った魚は 自分でさばきます。

 

当日は 正月だったせいか
御五神(おいつかみ)の渡船基地の船が
全部で11船の出船で
ほとんどの船が いっぱいの釣り人だったように思います。
御五神だけで 約250人くらいの釣り人ですが
この大勢の人が 全部磯上がりしても
まだ余る程広い釣り場があるのが 御五神の磯場です。

1回の磯釣りで 道具や釣り方等
いろんなことを勉強させていただきました。
今回はアイゴが釣れましたが
メインは
上物(うわもの)では 尾長グレ・口太グレ・イサキ・タイ・ハマチ・ヒラマサ、
底物(そこもの)は 石ダイ・石垣ダイ・カンダイ・タマミなど
多種な魚が釣れます。

渡船基地も 宇和海にはたくさんあります。
北から 佐田岬の北側と 南側、岬の付け根の佐島周辺、
日振(ひぶり)島、矢ヶ浜(やがはま)、こもぶち、
御五神(おいつかみ)、須下(すげ)、由良(ゆら)、
御荘(みしょう)湾周辺、
中泊(なかどまり)、武者泊(むしゃどまり)、
大きな所だけでも
愛媛県で10指に余る磯の渡船基地を有している
全国屈指のリアス式海岸の
大型魚と 魚影の濃い 釣り場があるのです。

私は、初めての磯釣りで
海釣りにはまってしまいました。

つづく


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