麻雀ごっこ3 |
だんだん麻雀コーナーじみて来ました。なので点数計算出来るフリぐらいはしたいモノです。
雀歴長い人でも計算出来ない人ゐるし。
まず、「符」=「点」と考えて良いです。「点」の方が打込み易く、日本語としても理解し易いので、そうします。
アガッたら、
20点の基本点(副底 フーティ という)から計算し始めます。
符計算の段階では、加算して行くだけの計算になります。
なお、面前出アガリ(ロン)では、いきなり
10点追加=30点からです。
↑とてもバカ
牌形 | 中張牌 (2〜8) |
一九・字牌 | 備考 |
順子 | 0点 | 0点 | 順子は無視 |
明刻 | 2点 | 4点 |
明・暗・明・暗で、2・4・8・16 の倍々進行になる。 端っこ・字牌は更に倍にする。 |
暗刻 | 4点 | 8点 | |
明槓 | 8点 | 16点 | |
暗槓 | 16点 | 32点 |
←デーハーな並びなのに符無し
待ち形 | ロン | ツモ |
当たりやすそうなのは0点。そうでないのが2点。ツモなら更に2点加算。 ただし、「ピンフ」「リンシャン」には例外的にツモ加算が無い。 ノベタンは複数当たり形だが、「単騎」。 シャンポンの当たった刻子は、ロンなら「明刻」、ツモなら「暗刻」で計算する。 |
両面 | 0点 | 2点 | |
シャンポン | 0点 | 2点 | |
カンチャン | 2点 | 4点 | |
ペンチャン | 2点 | 4点 | |
単騎 | 2点 | 4点 |
←ツモだから三暗刻
数 牌 0点 オタ風 0点 |
オタ風…自分の風でない事。「平和」では必須。 |
役 牌 2点 自 風 2点 場 風 2点 |
「刻子(三枚)なら役が付く二枚」の場合だけ加点。 |
ダブ東 4点 ダブ南 4点 |
東場の東・南場の南などがダブ(ル)。 「ダブ西」「ダブ北」等は、事前協議せよ。 |
←頭(西西)が役牌とかだったら一萬不可。
例外
・七対子は25符2翻(50符1翻)が基本点。
・加符無し出アガリ平和の形(クイタン等)は例外的に30符で計算(だっけ?)。
てゆか、最低点数が1000点だっけ?
・ピンフのツモ加符2点は、技の性質上、無くなる(「平たい和がり」なので)。
・リンシャンアガリも加符2点は無かったよ、ね?
・高点法と言って、例えば3345待ちに3が来た場合、45両面でなく3単騎として点が高くなる様に受ける規則がある。
(ただし45待ちのピンフで1翻増なら、そっちを取る、など)
↑ホントは服装のバリエーションで点差とかドラとかしたかったが、目が痛くなった。
んで、最後に一の桁を切り上げて完成です。32点(符)なら40点(符)!
ま〜最初は、ツモ平和絡みは20符、面前ロンアガリは30符、刻子があったら+10符、変な待ちなら+2符、みたいにパターン化しとくとイイみたいですね。そういう訳で、たいていは30符か40符に落ち着きます。
槓などをしてる時だけ注意です。(一九字牌の暗槓は+32点!)
じゃ問題。符はいくつ?
東場・北家、「東」のロンアガリ?なら:
副底20+明刻2+中明槓16+發暗刻8+東明刻4+南頭0=50符、では?
あゴメン。發中東ホンイツトイトイの7翻でハネ満だ(棒)。次いってみよー。^ロ^
(イヂワル…)という事で、ついでに符(点数)計算早見表、の様なモノを作ってみました。
ちょっと見にくいかも知れません。
う、うむ…これゎちっとマズくないか?
なお、それぞれの用語(「ミンコ」=「明刻」とか)は説明無しに使われています。
これは、符からの得点の計算だけをしてみた基本点表(バンバンを含む)なので、普通のそれとは全然違います。
分析的に考慮する人向けです。
(「役満・ 13 翻以上」は、8000点基準です)
・1翻縦列は必ず「符 X 8 (8倍)」です。
・それぞれ横に倍々で伸びて行きます。
・2000点以上は満貫計算です。
・20符段=40符段の一段低い数値。
・25符段=50符段の一段低い数値。
・30符段=60符段の一段低い数値。
・40符段=80符段の一段低い数値。
・20符1翻目は単に計算用です。
・90符以上は希です。
「子」のアガリ点数は、
該当枠数値の4倍→切り上げ
「親」のアガリ点数は、
該当枠数値の6倍→切り上げ
…で、求める事が出来ます。
それぞれの数値は「子」の支払額の元値です。
百以下を切り上げ計算(240→300の様に)した後の数が実際の支払いです。
「親」の、ツモられた時の支払額は、元値を2倍して、切り上げ計算します。
「親」ツモアガリでは、数値を2倍して切り上げた点数を「オール(子全員からもらう)」となります。親点数は乱高下します。
※子の面ツモは 親・500 / 子・300、親の面ツモでは 500オール※
リアル点棒計算時の誤差も説明出来ます。
例:子・30符1翻・ツモ(1000点なのに1100点になる理由)
子=240→300点 親=倍の480→500点 合計=300+300+500=1100点
この「切り上げ」の所為で倍々関係が崩れて見えますが、分析的に考慮すると、上図の様にたいへん合理的なのです。
とは言え、たいていは30符か40符になりますので、普通はそれらの段だけ普通に丸覚えしておく…ワケで。
←その為のありふれた図、も掲示しておきます。
(50符・70符付き)
ちなみに「役」についてはこちらに名前だけ陳列しています。
上の点数表を計算式で言うと…
1翻の値(基点)は、常に「符 X 8」で出せるんだから、それを倍々…例えば40符2翻:
子・40符 X 8 X 2翻 = 640→切り上げ 700
親・640 X 2 = 1280→切り上げ 1300(オールも)
ですね♪
まァ、な。ロンアガリも概ね類推出来るし、な。
実際はリーチ棒(1000点)とか場棒(一本100点X3)とかが更に複雑に入り組むのだが…出されたそれらは直後にアガッた者が得られます。
「○本場」とは、親の連荘時に出される預り金・一口100点とゆー、アングラ風味のしきたりです。
なぜか「十一本場」なる光景。余計に3300点ばかり動く事になります。
※こ〜ゆ〜所が「バクチ」くさい所為※
だからリーチ棒・場棒が溜まってるのを忘れてると、目論見と違う結果になり得ますので、ご注意を。
【点の覚え方まとめ・目指せ脊髄反射】 | |
1翻の基本点は符数の8倍&切上げだとか。 |
点から逆に「符・翻」ば知るちゅーとゎカッパ、逆点するには何点か、じゃ何翻要るか、符はどぎゃな風か、とかが判るっちゅ〜事でカッパ。
逆に、相手がこっちを逆点すっとに、どぎゃな手ぇで来よるとかば推理すっとにも役立つカッパぜ。キリッ!←※カッコ良くない※