トルキィ
大事な所が読めんっちゃけどさー。
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トルキィという言語がありまして、主に軍事の記事で、肝心な所に差し掛かると急に割り込む事があります。言いにくい事を書いている場合と、単に面白がっている場合があります。正式名称は trky ejk (トルキィ エジク)。
「トルク語」では検索で変なのに引っ掛かるから変更した。
もちろん、世界共通語にして下さるというのなら、やぶさかではありません。しかし言語の性質上、表記などの大幅な妥協的改造が必要でしょう。
概要
国ゴッコの国家勢力が増え、仲間内だけで通じる言語の必要性が痛感され、まず着手したのがガハムキセラという言語でしたが、始めの事ゆえに失敗し共同製作者は行方をくらまし、完全に頓挫してしまいました。
幾ばくかの単語だけが残り、それらを元にした百語ばかりの符丁表が出来ました。これが最初のトルク語と呼ばれるモノです。
当初は短文や間投詞をちりばめるだけの言語で、ラテン字で申し訳無さそうに綴っていましたが、古代ウイグル文字を採用した頃から自己主張が強くなりました。
しかしウイグル文字はa, e や o, u という母音、t, d や b, p という子音の有声無声を区別しない特徴があり、判読が難しい欠点がありました。
そこで子音の揃っている同系のアラビア文字にくら替えしました。今度は短母音を記述しませんが、はるかに読みやすくなりました。
この時期に母音調和現象が発生し、男母用と女母用の文字が対立する複雑な文字体系になりました。その内に単語の数が急増して収拾が付かなくなって、一旦は廃棄されました。
次に作ったムンビーナ語の完成に応じて感じ入る所があって、引っ張り出して単語数を整理し直して DA 符丁として復活しました。この時点では話す言語ではありません。
その後に、ちゃんと人間語として使える様に整備して、トルキィという名前で復活して現在に至ります。ただし綴りはラテン字ながら子音綴りのままです。
全般
元が日本語話者用の暗号だったので、あまり他言語らしくありません。
例えば「俺はアンタを捕まえる為にここまで来たんだぜ」なんて文を訳したい場合は、
→「私 は 汝を 取るの 為に この+所 まで 来たの だ」
→ by ma tyh lg ksy kamw ce knn dh.
全く逐語訳で良いのです。現に、シロートさんがいきなり使えてる場合もありました。
さり気なく合成語が顔を出します。「この+所 ka-mw →ここ」の様なモノです。
(「来る kn →来た kn-n 」の様なモノは変化語尾であって、合成語ではない)
子音( a, e は「ア行」の子音)のみで綴るのは、アラビア文字表記の時代が長かったので子音だけ綴りにすっかり馴染んでおり、下手に母音を入れると逆に不整合を生じるからです。
(アラビア文字では助辞 -h 「〜を」のみ、別の文字を使う)
ﺑﻲ ﻣﺎ ﺗﻴﺢ ﻟﻎ ﻛﺴﻲ ﻛﺎﻣﻮ ﭼﻊ ﻛﻨﻦ ﺩﻩ. |
by ma tyh lg ksy kamw ce knn dh.
ビーマ ティーヒ ラグクシ カムチェー カヌンデ。 |
※古代に使用していたウイグル文字風サンプルでの同文。
動詞は全て連体形(形動詞)です。だから言い切る場合は断定辞
dh が必要です。訓読では「〜の」を付けて読めば判りやすいでしょう。
また、動詞はそのまま「さ変名詞」(「〜する」で動詞になる名詞)になり得ます。
lg ksy は「取るの 為に」(動詞連体+助辞)または「取得 (の)為に」(名詞+助辞)、いずれに読んでも帰する所は同じです。
動詞は、直接目的語の有無で一つの動詞を他動詞と自動詞に読み分けます(単語の節約)。
「〜は、が」に当たる助辞 ma の用法は、「=(イコール)」に置換えて成り立つ様な意味となります。ただし、「僕はウナギだ」表現をしません(避けます)。
「の」に当たる助辞はありません。名詞の並列で表現します。連体辞としての dn 「〜な」が存在します。
トルキィ単語(特に動詞)は多彩な助辞をもって合成語を作ります(単語の節約)。
xw-a 書く道具→「ペン」
xw-ty 書かれるもの→「文字」
xw-mw 書く所→「学校、事務所」
xw-l 書く事→「記述、記録」
xw-tw 書く人→「書記」
xwtw ma xwmws xwtyh xwas xwl sen dh. 書記が事務所で文字をペンで記述した。
ちょっとイイ話
トルキィは子音のみ(優勢)の単語からなっています。これを利用すると、他人には無意味でも自分だけには意味が判るパスワードなども作れます。
→ lwdyltny = lwdy lt ny 「人 見ない」 etc...
例文
長文サンプルだー!
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trky ma wak tnn ma, tlyy km ma bnjy sns ewy nd wam nd twen ke dh. aymtw ma byd aynh let sw ny nd, kayw dn ejk ma wak tnn dh.
emtw ma snw nm sw ksy, ha-sadh wakjy jwn jy, dad ma nm swn ny dh. dad ma tet ma ewy dh. awty trky ma kapa tt ke try dh.
ejkh tdy tt nd se xm nd, aty emtw emmy mmh se byn jy, ka nn ke en fwn tnn dh. jy, trky ejk ma pwth xw ksy ae dn ejk nd twen dh. tlyy pwt ma xw tnn dh.
jy, trky ejk gy ma, tlyy akh xw byn yrks, by ke en try nd twejy, tc se tnjy ayn bwt tnn dh. kapa nd twejy, wp ht xyt tn akh, natw ma wamn xm?
トルキィが作られしは、多くの国が起ちて互いに憎しと思うとなりしゆえ也。敵が我らの心を読み得ぬと、この様な言語が作られし也。
仲間が正確(に)判り得る為、単語帳を作りて与えしが(而して)、彼らは判り得ざりしなり。彼らは頭が不快也。古いトルキィは今のモノより難しき也。
言語を簡単なモノと為すべしと、新たな仲間と共に練習をしてありしが、この者からも逃げられし也。而して、トルキィ言語は記録を書く為のみなる言語となりし也。多くの記録が書かれし也。
而して、トルキィ言語自体が、多くの事を書きゐる内に、私からも難しき(モノ)となりて、捨てられて忘れられし也。今となりて、再び出させられる事を、誰が考えたろう?
(日本語原文も、この様にエセ古文体になる・下はアラビア文字例文)
ドン引きのアラビア文字サンプル。
トルキィ生活雑記
nayw? 元気ですか?
wp lt! さようなら(また会おう)。
bwy! ありがとう(快い)。
ewy! ごめんなさい(不快)。
xwmwm bet dh. 学校へ行く。
nah se xm? 何をするの?
ekwh wak dh. 飯を作るぞ。
fdl-mm dh. 軍事教練。
by ma an dh. 寝てるから。
snw ny dh! 弛んどる!
gacrwh ht se! 銃を出せ!
tc ma byn! ゴミが付いとる!
gacrw tc ma ayn tc dh! 銃の汚れは精神の乱れ!
bat se! みがけ!
arw se! 構えて!
ayn kyp se! 落ち着け!
lttyh lt ht se! 的を狙え!
fwn se! 逃げろ(飛べ)!
yctw dc, na ke byd fwn se dh? 上官殿、なぜ逃げるのでありますか?
nay nn ma bnn, ayn se ny jy, awt pa ke dn wakl dh.
誰が始めたの(かは)知らんが、古くからの習わしなんじゃ。
ka ma ka ak kf art ny dh? これはこの話の落し所ではないかと?
gys, se! 勝手にせーい!
関連項目
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by hnts emmy kn se. lwdy-lgtw nd tyh se xm.
我後に共に来よ。衆人獲る者と汝を為さん。
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