歳時記手帳
●概要
生活の欧米化が進み、毎日の暮らしが核家族化し、環境が大幅に変化し、私達の日常の暮らしはとどまるところを知りません。そんな慌しい現代社会の葛藤の中で、古来からの日本の風習や歳事を、忘れずに大切にして行きたいとの思いから、このページを作りました。
歳事の多くは旧暦時代のもので、現代にはそぐわないという声もありますが、毎年の節目には必ず暦の行事として受け継がれている習慣的なものばかりです。
日本人の心を忘れず、日本の風土の美しさと共に季節の移り変わりと長い年月の間に受け継がれて来た、さまざまな習慣や歳事を、これからも次の時代へと継承してゆきたいものです。
今月の一句(「俳句」角川掲載)上野貴子作
1月 追掛けて又初夢に願をかけ
2月 冴返るひとりホームへ途中下車
3月 淡雪に消してしまひたき過去があり 「物思ひ」より
4月 最後まで居てくれないで鳥帰る
5月 遠くから祭囃子が宵の町 「曇りのち晴れ」より
6月 短夜の気付けばTVつけたまま 「曇りのち晴れ」より
7月 海水着シャワーの横で駄々っ子に 「俳句ダイアリー」
8月 エコカーの増えて残暑のまた厳し
9月 露草と風のお散歩ランデブー
10月 句を詠むも妻の手となり早稲の飯
11月 踏まれずに未だ枝にある冬紅葉
12月 大切な小箱はクリスマスケーキ 「おしゃべりケーキ物語」
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二十四節気
1月
小寒(しょうかん)1月5日頃
大寒(だいかん)1月20日頃
2月
立春(りっしゅん)2月4日頃
雨水(うすい)2月18日頃
3月
啓蟄(けいちつ)3月5日頃
春分(しゅんぶん)3月20日頃
4月
清明(せいめい)4月5日頃
穀雨(こくう)4月20日頃
5月
立夏(りっか)5月5日頃
小満(しょうまん)5月21日頃
6月
芒種(ぼうしゅ)6月5日頃
夏至(げし)6月21日頃
7月
小暑(しょうしょ)7月7日頃
大暑(たいしょ)7月23日頃
8月
立秋(りっしゅう)8月7日頃
処暑(しょしょ)8月23日頃
9月
白露(はくろ)9月7日頃
秋分(しゅうぶん)9月23日頃
10月
寒露(かんろ)10月8日頃
霜降(そうこう)10月23日頃
11月
立冬(りっとう)11月7日頃
小雪(しょうせつ)11月22日頃
12月
大雪(たいせつ)12月7日頃
冬至(とうじ)12月22日頃
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