歳時記手帳
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歳時記手帳
 
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歳時記手帳

概要

  生活の欧米化が進み、毎日の暮らしが核家族化し、環境が大幅に変化し、私達の日常の暮らしはとどまるところを知りません。そんな慌しい現代社会の葛藤の中で、古来からの日本の風習や歳事を、忘れずに大切にして行きたいとの思いから、このページを作りました。
  歳事の多くは旧暦時代のもので、現代にはそぐわないという声もありますが、毎年の節目には必ず暦の行事として受け継がれている習慣的なものばかりです。
  日本人の心を忘れず、日本の風土の美しさと共に季節の移り変わりと長い年月の間に受け継がれて来た、さまざまな習慣や歳事を、これからも次の時代へと継承してゆきたいものです。


                                        

今月の一句(「俳句」角川掲載)上野貴子作

 1月  追掛けて又初夢に願をかけ

 2月  冴返るひとりホームへ途中下車

 3月  淡雪に消してしまひたき過去があり    「物思ひ」より

 4月  最後まで居てくれないで鳥帰る

 5月  遠くから祭囃子が宵の町          「曇りのち晴れ」より

 6月  短夜の気付けばTVつけたまま       「曇りのち晴れ」より

 7月  海水着シャワーの横で駄々っ子に     「俳句ダイアリー」

 8月  エコカーの増えて残暑のまた厳し   

 9月  露草と風のお散歩ランデブー     

10月  句を詠むも妻の手となり早稲の飯  

11月  踏まれずに未だ枝にある冬紅葉

12月  大切な小箱はクリスマスケーキ       「おしゃべりケーキ物語」


二十四節気

1月
  小寒(しょうかん)1月5日頃
  大寒(だいかん)1月20日頃

2月
  立春(りっしゅん)2月4日頃
  雨水(うすい)2月18日頃

3月
  啓蟄(けいちつ)3月5日頃
  春分(しゅんぶん)3月20日頃

4月
  清明(せいめい)4月5日頃
  穀雨(こくう)4月20日頃

5月
  立夏(りっか)5月5日頃
  小満(しょうまん)5月21日頃

6月
  芒種(ぼうしゅ)6月5日頃
  夏至(げし)6月21日頃

7月
  小暑(しょうしょ)7月7日頃
  大暑(たいしょ)7月23日頃

8月
  立秋(りっしゅう)8月7日頃
  処暑(しょしょ)8月23日頃

9月
  白露(はくろ)9月7日頃
  秋分(しゅうぶん)9月23日頃

10月
  寒露(かんろ)10月8日頃
  霜降(そうこう)10月23日頃

11月
  立冬(りっとう)11月7日頃
  小雪(しょうせつ)11月22日頃

12月
  大雪(たいせつ)12月7日頃
  冬至(とうじ)12月22日頃
  
   

 二十四節気

 古代中国より伝わった季節区分で、昼夜の長さが等しくなる春分を基準に、季節の推移を表す二十四の節気を設けたもの。月の動きをもととする太陽の動きを基準とした季節区分を加味して、主に農作業に役立てた。
 各節気の一期間は約十五日、月に二つある節気にうち初めを正節、後を中気と呼ぶ。


 七十二候

 約十五日の二十四節気のそれぞれを、さらに三等分し、ほぼ五日間ごとにその気候に特徴的な自然環境を当てはめたもので、それぞれ初候、次候、末候という。暦の伝来とともにわが国に伝わったが、日本の気候と一致しない候もあった。現在伝わっている七十二候は、江戸時代以降、日本の風土に合わせ修正したもの。